幕末の動乱期、“人斬り抜刀斎”として恐れられた緋村剣心(CV:斉藤壮馬)が、「不殺」の流浪人となって新たな時代を生きようとする姿を描いた『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』。これまで舞台や実写映画化など、時代を超えて愛され続けてきた大人気作が2023年に新アニメとして復活。2024年10月からは、第二期となる『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 京都動乱』(毎週木曜深夜1:05-ほか、フジテレビほか/ABEMA・FOD・Hulu・Leminoほかで配信)が連続2クールで放送。第32話(第二期8話目)は、瀬田宗次郎(CV:山下大輝)との戦い以来、二人目となる十本刀との戦いを描いた「十本刀・張」。(以下、ネタバレを含みます)
操、剣心への仕打ちがさらにヒートアップ!
逆刃刀探しが振り出しに戻った剣心たち。新井青空(CV:広瀬裕也)に逆刃刀作りを無理強いしなかった剣心に対し、巻町操(CV:山根綺)は「甘い! 甘すぎる!」と、いまだに納得がいかない模様。一方、十本刀に招集命令を呼びかけた志々雄真実(CV:古川慎)の元には、早速十本刀のひとりである沢下条張(CV:岡本信彦)が駆けつける。刀剣マニアである張は、佐渡島方治(CV:伊藤健太郎)から、青空の元に彼の父・新井赤空が遺した最後の一振りがあることを聞くと、興味深そうにその場を去っていくのだった。
冒頭、講談師に扮した操による「前回のあらすじ」が映し出された。これまでになかった突然のコーナーの始まりに戸惑った視聴者もいたようだが、じつはこの演出も原作の通り。この後も操は、剣心や柏崎念至(CV:千葉繁)に終始強気に食ってかかるなど、序盤は「操劇場」とも言える躍動を見せてくれた。剣心がついついシリアスになりがちなだけに、操の明るさと元気さは貴重な存在で、今回もまたしっかりとその役割を果たしてくれた。これにはSNSでも「操ちゃんスタートなの最高」「操ちゃん、いいキャラすぎる」などの声があがっていた。ちなみに一方、志々雄一派のほうも決戦を前に緊張感が高まってはきているはずだが、志々雄がかなり享楽的な性格のためか、陣営の雰囲気は依然として緩いのが印象的だ。方治とのやり取りからも、志々雄は目的に向かってただ最短距離を進むというよりも、そこに至る道中までを楽しもうとしている節が見受けられる。覚醒した剣心と対峙することも厭わないなど、剣心とはまた違ったカリスマ性を感じさせてくれる。
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https://abema.tv/video/title/26-203
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https://fod.fujitv.co.jp/title/202j
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https://www.hulu.jp/rurouni-kenshin-kyoto-doran
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