「バントマン」第9話あらすじ
第9話は――
イニングナイングループ社長・櫻田(坂東彌十郎)の秘書を務める末松(福田ユミ)が、ある日バントマンの作戦室にやって来る。櫻田のドライバーである茂上(佐野史郎)が、縁石に車をぶつけるといった接触事故を何度か起こしたというのだ。
櫻田の身を案じ、大きな事故を起こす前に契約を打ち切りたいと相談する末松。しかし自らもドラゴンズとの契約を打ち切られた経験がある大翔は気が乗らない。さらにバントマンたちが調査を進めると、茂上には意外な過去が隠されていたことが分かるのだった。
――という物語が描かれる。
「犠牲になることで誰かが幸せになるから送りバントをするんです」
公式ホームページなどで公開されている予告動画では、イニングナイングループSBO部(秘密の福利厚生組織)のバントマンたちを束ねるヘッド・根鈴華(倉科カナ)が、「今回のターゲットは櫻田社長です」と告げるシーンから始まる。
そして次のシーンでは、茂上が車を運転する姿に「社長に危害を与える恐れがあるからです」という言葉が重なる。
そんな中、大翔は「自分はまだまだやれる。体だって動くのに…って俺も同じこと、半年前に思ってたから」と、契約を打ち切られたときの辛い気持ちを根鈴に向かって吐露。今まさに契約を打ち切られそうになっている茂上に自身の姿をどうしても重ね合わせてしまうようだ。
動画では「犠牲になることで誰かが幸せになるから送りバントをするんです」という言葉や、「バントをそんな卑怯なやり方の道具に使うんじゃない!」と激昂する横田の姿も。“バントマン”としてのプライド、野球そして人生への愛が、予告映像から見え隠れする。