<生誕90年 永遠の挑戦者 石原裕次郎特集>「黒部の太陽」など全5作品を5夜連続一挙放送 あらすじと見どころに迫る
三國連太郎さんや渡哲也さんらも出演、コンビナートの誕生秘話を描く「甦える大地」
12月19日(木)夜8時からは、戦後最大の開発と言われたコンビナートの誕生秘話を描く「甦える大地」(1971年)を放送。江戸時代から利根川大洪水など度重なる水害に悩まされてきた鹿島が舞台となる本作。時代は昭和になり、茨城県知事の岩下三雄を中心に“鹿島開発”の気運が盛り上がっていた。そして県開発課の職員・植松(石原さん)と建設省の野田(三國連太郎さん)がタッグを組み、鹿島開発がいよいよスタートする――。
鹿島を一大工業地帯にするべく、世界最大級の掘り込み港と堤防を作るために立ち上がった男たちを、三國連太郎さんや渡哲也さんら豪華キャスト陣が熱く演じる。
12月20日(金)夜7時からは、炎熱のサファリラリーにすべてを賭けた男が疾走する映画「栄光への5000キロ」(1969年)を放送。主人公は世界中を渡り歩き自動車レースに参戦する五代高行(石原さん)。日本グランプリの優勝を逃した彼は、日産自動車常務の高瀬(三船さん)から“サファリラリー”という過酷なレースへの参加を打診される。そして完走とチーム優勝を目指して参加を決意する五代だったが――。
日本の日産チームが実際にサファリラリーで優勝したという実話をもとに、過酷なレースに命がけで挑む姿が本作の見どころだ。仲代達矢や三船さんといった実力派俳優陣が出演するほか、賛助出演ドライバーとして元レーシングドライバーの高橋国光さんや北野元さんが登場したことで、より臨場感あふれるレースシーンに仕上がっている。
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