大橋和也が仕切る“特別授業”を開催
小学校の教師役を演じた大橋と後輩役の陽子を演じた伊原がアシスタントとして、直接子どもたちから話を聞くティーチイン、“特別授業”を開催。仕切りを託された大橋は「皆さんお集まりいただき、本当にありがとうございます!今から僕らと喋りましょう!」と改めて丁寧に挨拶をした。
1人目の質問では、「今小学6年生なんですけど、卒業式で堂々と話せるコツってありますか?」という質問に対し、大橋は「自分もめちゃくちゃ緊張しいで喋りってなると緊張するんですけどその時やるのはストレッチ。無になってストレッチしていろんなことが心のリフレッシュになっていいのかなと思うんで、ストレッチしてから行ってください」と真摯に答えた。
その後、「1番好きなシーンはどこですか?」との質問に伊原は、「銭天堂が一番最初に出てくるところ。路地から、ぱーって開けて銭天堂が映るシーンが“始まったな、銭天堂”って思えるから見ていてすごい好きなシーンでした!」と話した。大橋は「教卓の前に立った瞬間。生徒たちが僕の方を見ている顔に凄い癒されて、台詞が飛びそうでしたもん。それくらい癒されたので好きなシーンです」と語りながら、撮影の際のエピソードで「生徒役の皆さんから“小太郎先生へ”って寄せ書きをもらって、『また一緒に演技したいです』とか『小太郎先生でよかった』とか書いてもらって、今も台本の袋(カバー)に大事に入れてます。活力になります」と、当時の様子を回顧した。
最後に、「紅子さんは、どんな人でしたか?」という質問には、伊原が「近くにいてほしい人ですよね、現実世界にも。ああやって背中をポンと押してくれるあったかい人がいたらもうちょっと生きやすいだろうなと思いますね」と想像を膨らませながら回答。大橋も頷きながら「先生としてもいてほしいよね。答えっていうよりも助言をしてもらって自分で道を作るやり方なので、すごいいい先生なんだろうなと思います」と小学校の先生を演じた目線でのコメントを寄せ、会場内に集まった子どもたちからの質問を一つ一つ丁寧に答えた。
主題歌「願いはぎょうさん」のダンスレクチャーも
イベント終盤には、ダンスの経験が豊富な大橋と伊原がダンスをレクチャーする場面も。ゆっくり丁寧に「手は願い事」「ひらひら払って」「猫!」と説明をする大橋。大橋が間違えると、伊原がすかさず修正を入れた。2人で仲良くレクチャーすると、すぐに「できるー!」と答えながらダンスを覚える70人の親子。体育の先生さながらに、上手に教える2人が楽しそうに踊る様子を見て、会場内は温かな空気に包まれた。
締めの挨拶では、伊原が「公開から10日経ってリアルに皆さんの感想を聞きながらイベントをできることを、すごく楽しみにしていたので今日はすごく幸せな時間でした!何回も観ていただけたらと思います!」とコメント。大橋は「まず銭天堂にご来店いただきまして、ありがとうございました。台詞の一つ一つにもありましたけど、皆さんの心に一つ一つ響いてもらえたらなと思うので、是非何回も観ていただいて、いろんな登場人物が居るのでその方に憑依した感じで見てもらえたらなと思います」と“銭天堂”ならではの挨拶で締めくくった。最後に全員で猫耳を付け、親子70人とともにフォトセッションをしてファン感謝イベントは幕を閉じた。