平岡祐太「さまざまなバリエーションの笑い方ができたら」
司会からの「演じるうえで工夫した点はありますか?」という質問に、足立が「私はモノローグという心の声の部分が多かったので、その時の顔の表情をあえて作っているところと作ってないところ、話している相手にバレないような表情になるように、自然になるようにと分かりやすいようにというのを意識しながらやりました。原作の中でも心の声っていうのは重要な部分でもあるので、それをドラマでちゃんと表現できるようにやりました。でも、綾の心の声の間を待つのが、皆さん大変そうだなと思いました」と振り返ると、木村が「スタッフさんが(綾の心の声を)読み上げてくれる時もあるし、くれない時もありましたよね」とコメントを。
一方、平岡は「40歳でイケて男を演じるのはすごくプレッシャーだし、あんまり自信がなかったんです。でも、『ゴシップガール』という作品に出てくるチャックバスというキャラクターが虚無的に笑って“俺、チャックバスだぜ”って言うのがとても格好良くて、その感じを役作りで堂島にも活かせるんじゃないかなと思いました。なので、虚無的に笑って“俺、堂島だぜ”と言えばみんながついてくるだろうと。悪役にも見えるし、爽やかにも魅力的にも見えるさまざまなバリエーションの笑い方ができたらいいなと心がけました。1話とか見ると一見、悪役に見えたりとかします」と告白。
すると、足立は「言われてみれば確かに!序盤は特にそんな感じかもしれないですね」と納得する様子を見せた。
木村了「せりふに感情をのせず、あまり笑わないように演じました」
続けて、中田は「結構、(マリは)身振り手振りが多かったので、わざとらしくないように頑張ったんですけど…わざとらしくないです(笑)」と言葉に詰まりながらも笑顔でコメント。
そんな中田のコメントを聞いた足立は「マリちゃんはかわいいんです、本当にかわいい!だから、マリちゃんが言えば全て許されます」と話し、平岡は「(僕演じる)堂島はマリちゃんの上司役で、マリちゃんが“私、悩んでるんです~”みたいに堂島に話すシーンがあったんですが、雰囲気とタメ語を使うところとかですごくなめられてるなと感じました(笑)」と暴露。すると、中田が「でも、マリは人を選ばず、結構みんなにそんな感じでした(笑)」とフォローを。
そして、木村は「三人は会社での繋がりがあるので、僕は一人だけ独立部隊でした(笑)。監督に“前田は何を考えているかわからないようにせりふを喋ってほしい”と言われたので、ミステリアスで何を考えているのかわからない人物になるように、せりふに感情をのせず、あまり笑わないように演じました」と語った。