平岡祐太「恋の押し引きを細かく考えていくのが大変だった」
演じた上で、一番苦労したシーンについて聞かれた木村は「一番苦労したシーンは物語の終盤にある大事なシーンで、話すとネタバレになってしまうのですが…でも、突然、監督にト書きに書かれていない肩トントンってして、振り向いたら指を立てる動きをやってと言われて。あれは不思議な時間でした。そんな苦労したとかではないですが、そのポーズでしばらく止まっていなきゃいけないのは大変でした」と振り返った。
また、平岡は「堂島は挑発したりするところが多くて、その挑発したり、逆に引いてみたりとかそういう恋の押し引きを細かく考えていくのが大変だったところです。いかに予定調和ではなく先がどうなるんだろうと思ってもらえるか、考えながら演じました。最終話は誰もが予測しなかった展開になっていくと思いますので、見続けていただきたいです」とコメント。
一方、中田は「マリは先輩との掛け合いシーンが多いので、クランクインの時から3ページぐらい喋るシーンがありました。初日でいっぱい喋るなと、最初は緊張しましたが、楽しかったです」と笑顔を見せ、足立は「ラブコメ作品なので、コメディーの部分も出さなきゃいけないですが、そのコメディーとリアルなところの塩梅っていうのはすごく意識していました。題材が題材なので、おもしろおかしく見られるのは違うなと思っていたので、そこはちゃんとみんなに共感してもらえるような表情の作り方やせりふの言い方を表現できていたらいいなって思っていました」と話した。
足立梨花「見た後に誰かと話を共有していただけたら嬉しい」
最後に、視聴者へのメッセージを足立は「キービジュアルに“33歳、性欲が止まらない。”というとても印象に残る、衝撃的な文字が書かれていますが、原作が本当に素敵で女性が共感できるものがたくさん含まれています。女性の性欲はもちろん、それだけじゃなく仕事や恋愛、人との付き合い方など人間が感じる思いを丁寧に描いているので、テーマとなる性欲の部分もそうですが、そうじゃない部分にも注目してみてほしいです。このドラマを見て、次の日、気軽に友達とドラマの話題で話せるような、そんなドラマになっていると思いますので、見た後に誰かと話を共有していただけたら嬉しいと思っています」と会見を締めくくった。