水谷豊“右京”×寺脇康文“薫”が大みそかのテレビ局での事件を追う『相棒 season23』元日スペシャルの配信がTVerで開始
『相棒 season23』元日スペシャル「最後の一日」見どころ(※以下ネタバレを含みます)
大みそかの日、市民合唱団に入団した亀山美和子(鈴木砂羽)と小手鞠(森口瑤子)は、年末コンサートを前に練習の真っ最中。その頃、杉下右京(水谷)が陣川公平(原田)に付き合ってデパートの宝石店に寄った帰り、何かを探す素振りを見せる女性と遭遇。彼女に話を聞くと、4歳の娘と1時間ほど前にはぐれてしまったと言う。
右京が彼女に捜索を手伝うと提案していた頃、娘の父親である人気ニュースキャスターの桧山弘一(高嶋)は、6時間の生放送のためにテレビ局におり、年末特番の準備を進めていた。ところが、「ジョーカー」と名乗る人物から「娘は預かった」という脅迫状が届き、犯人からの要求は「予定通り生放送を行え」というもので、意図は不明だった。
その頃、社美彌子(仲間由紀恵)と甲斐峯秋(石坂浩二)は、与党の大物議員・伊地知義弘(石丸)の忘年会に招かれていた。伊地知は最近、ジョーカーを名乗る反社会的組織の関連団体が、自身の反対派に暴力をふるう事件が相次いでいることに頭を悩ませているらしい。
一方の右京は、誘拐事件の目的が、番組内でジョーカーを批判した桧山を狙ったものではないかと考え、角田六郎(山西惇)たちが確保したジョーカー関係者の男の取り調べへと参加。男は誘拐への関与こそ否定したものの、「テレビ局に仲間がいる」と証言。
そんな中、生放送がスタート。この生放送内で、先日の発言を撤回・謝罪すればすべて収まると考えていた桧山だったが、右京はジョーカーには別の目的があるのではないかと考えていた。
同じ頃、警察学校時代の同期・澤田菜穂(櫻井)の自宅を訪れていた亀山薫(寺脇)と伊丹憲一(川原和久)、益子桑栄(田中隆三)は、彼女の夫である澤田正志(藤本)を紹介されていた。しかし、菜穂の様子がどこかおかしく、3人はそれを素早く察知。彼が菜穂の本当の夫ではないことを追求すると、偽物の夫は逃亡する。
※高嶋政伸の「高」は正しくは「はしごだか」。