久保田紗友 コメント「今にも崩れ落ちそうなもろさに寄り添いたくなりました」
穂波役を頂き台本を読んだ時、穂波の行動や言葉への理解に苦しみました。ですが、穂波を探れば探るほど、抱えてる孤独の大きさや今にも崩れ落ちそうなもろさに寄り添いたくなりました。人は人から受け取ったものしか人に与えられないように、穂波は今まで生きてきた中で充分な愛情を与えられてこなかった分、偏った生き方しか知らない女性なのだと思いました。
そんな穂波が救われますようにと願いながら撮影した日々が印象に残っています。視聴者の皆さんにとって心地よい存在とは言い難いかもしれませんが、穂波の行く末を最後まで見届けて頂きたいです。そして、見終わった後に少しでも自分自身を肯定できるような作品になっていたらうれしいです。
長妻怜央 コメント「皆さんを物語へと寄り添い連れて行ってくれると思います」
向井優役を演じさせていただきました、長妻怜央です。「私は整形美人」という、美しくもセンシティブな作品にどう向き合っていくのか、最初はすごく悩みました。役についてひもといていき、「優」という名前の意味から考えていきました。すると自分が作品にいる意味、見ていただく方に「向井優」が何を伝えるべきなのかが見えてきました。
撮影に入り、コメディーでありながら現実を突きつけられるようなセリフに何度もドキッとさせられました。キャストそれぞれが持つ思いが、皆さんを物語へと寄り添い連れて行ってくれると思います。ぜひ楽しんじゃってください!!