
AKB48の20周年イヤー最初のイベントとなる「AKB48 20th Year「なんてったってAKB48」歌謡祭 in 品川ステラボール」が、2月6日から東京・品川ステラボールで開催。その千秋楽公演が2月9日に行われ、65thシングルのタイトルと「AKB48 20th Year 春コンサート2025」の開催が発表された。
八木愛月「AKB48にかける思いはすごく持っている」
第2部のラスト「少女たちよ」の歌唱前、48グループの総監督・倉野尾成美が「皆さんにお知らせがあります」と切り出し、「4月2日に発売になります、AKB48、65枚目シングルのタイトル、そしてアーティスト写真が完成しましたー!」と明かすと、会場に歓声が上がった。
タイトルは「まさかのConfession」。倉野尾は「“Confession”の意味は告白という意味」と説明し、「『まさか!』っていう感じだよね」と小栗有以とともに伝え、期待感をあおった。
本作で、AKB48史上初となる研究生でのセンターに抜てきされた八木は「65枚目シングルのタイトルが発表されて、いよいよシングルが始まる期間になるんですけど」と声を詰まらせながらコメント。
そして、「私はまだまだ未熟なところもたくさんあるし、たくさん迷惑も掛けちゃうと思うんですけど、でもAKB48にかける思いはすごく持っていて、やっぱりこの曲と私自身も向き合って、たくさんの方に愛されるような楽曲にしたい」と涙で目をうるませ、「今のAKB48をたくさん愛してもらえるような、そんなシングル期間となればいいなって思います。よろしくお願いします」と力を込め、大きな拍手を浴びた。

村山彩希卒業コンサートは5月6日に開催
その後、5月5日(月)、6日(火)に東京ガーデンシアターにて「AKB48 20th Year 春コンサート2025」3公演の開催を発表。6日には、6月15日(日)でAKB48を卒業する村山彩希の卒業コンサートが昼夜2公演行われる。
村山は「3分の2が自分のってなると、正直申し訳ない気持ちもある」と言いつつ、昼公演の「AKB48 20th Year 春コンサート2025 村山彩希卒業コンサート 昼の部 〜劇場が教えてくれたもの〜」については「お昼のタイトルは劇場というテーマを掲げて、私が一番いろんなことを教えてもらった劇場のことを少しでも後輩に教えてあげられるような公演にしたい」と明かす。
そして、夜公演の「AKB48 20th Year 春コンサート2025 村山彩希卒業コンサート 夜の部 〜りんごの花が咲く頃に〜」については「自分の集大成になるようなコンサートにできたらなと思っています」と伝えた。
倉野尾は「このタイミングでコンサートをやらせてもらえるっていうのは、AKB48にとっては、1年ぶりの大きい会場でのコンサートになるということで、頑張らないといけないなというのをすごく感じていますし、彩希さんの卒業コンサートもどっちも大切なものにしていきたいなと思いますし、彩希さんからみんなが受け取れるものをいっぱい受け取って頑張っていきたいなと思います」と意気込む。
また、「今回、ステラボール期間で歌謡祭という形でカバーアルバムの楽曲を第1部にやらせていただいて、第2部はAKB48の楽曲を毎日違う形で6パターン皆さんにお届けしてきました」と回顧。
「カバーアルバムでたくさん盛り上がるのも楽しかったんですけど、やっぱり第2部のAKB48の楽曲を歌っているAKB48がやっぱり好きだなとすごく心の底から思いました」とグループへの思いをかみ締めた。
そして、「少女たちよ」歌唱の後には、ファンからのアンコールに応え、「47の素敵な街へ」を披露。最後に倉野尾は「改めて、皆さんの応援が私たちの力になっているなと感じました。改めまして6公演ありがとうございました!」と4日間の公演を締めくくった。
◆取材・文=山田健史


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発売日: 2024/12/25


























