「世界が変わった」というプライベートでの一大転機とは?

──ここからは別の話題に移り、“染様”のプライベートに踏み込んでいきます。最近起こった個人的なニュースはありますか?
昨年末にICL(眼内コンタクトレンズ)手術を受けました。以前からずっと受けたいと思っていたんですが、なかなか時間が取れず、ようやく実現しました。子供のころから目が悪くて、中学生のときは授業中にメガネをかけていて、高校からはずっとコンタクトレンズを付けていました。視力は裸眼で両目ともに0.06だったんですが、ICL手術を受けて1.5になりました。
──どんな手術だったんですか?
手術自体はすぐに終わりました。右目5分、左5分ずつくらいで、眼球をメスで3ミリくらい切って、その中にレンズを入れるんです。目薬のような部分麻酔をするので痛くはないんですが、意識があるのでなんだか変な感じでした。ずっと光を当てられているので、眩しくて(手術の様子は)見えないんですが、宇宙人にさらわれて人体実験をされているような感覚でめっちゃ怖かったです(笑)。手術のあとはずっと視界がぼやけていたんですが、次の日の朝に目覚めたら視力が1.5になっていました。
──視力が良くなって、生活はだいぶ変わりましたか?
そうですね。これまでは朝起きたらまずメガネをかけて、その後にコンタクトレンズを付けて1日過ごして、夜寝る前に外すというのがずっと習慣だったので、それがなくなって最初は違和感がありました。でもコンタクトレンズを付けなくてもよく見えることにすごく感動しています。そんなことはもう何十年もなかったので。景色が全然違うんですよ。遠くの方までよく見えて、それこそ木の葉っぱ1枚1枚までくっきり判別できます。最近はジムに通っていて体を鍛えているんですが、景色がよく見えるので無駄に外に走りに行くようにもなりました。
──ファンの方たちの顔が1人1人よく見えるようになるなど、舞台上からの景色も変わりますかね?
今までもコンタクトレンズを付けていてよく見えていたのでそこは変わりませんが、役によってカラーコンタクトを付けることがあります。視力が悪かったときはレンズ(度)入りのものしかダメだったので、カラーの種類が限られていました。でも今後はいろいろなカラーを付けられるようになるので楽しみです。ファンの方に新たな一面を見せられるんじゃないかと思うので、そこにも注目してください!
取材・文=河合哲治郎
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。






























