
清野菜名が主演する月9ドラマ「119エマージェンシーコール」(毎週月曜夜9:00-9:54、フジテレビ系/FOD・TVerにて配信)の第11話が3月31日に放送。理不尽な犯行に向き合うことになった雪(清野)ら指令管制員の活躍と、思いがけない手助けが胸を熱くする最終回となった。(以下、ネタバレを含みます)
消防局の指令管制員たちのリアルを描く
同ドラマは、消防局の通信指令センターを舞台に、一本の電話で命をつなぐ“最前線に立つ、指令管制員(ディスパッチャー)たちの現実(リアル)を描く完全オリジナルストーリー。
清野が演じるのは、銀行を辞めて指令管制員になったばかりの粕原雪。雪と同じ横浜市消防局・司令課3係のメンバーとして、雪の指導係を務めた兼下睦夫を瀬戸康史、雪より年齢は若いがキャリアは先輩の新島紗良を見上愛、救急救命士の資格を持つ与呉心之介を一ノ瀬颯、しゃべりが得意な箕輪健介を前原滉、係長・高千穂一葉を中村ゆり、主任・堂島真一を佐藤浩市が演じる。
通報者の死亡にショックを受ける雪
前回ラストで、視聴者を驚かせたテロ事案。療養から復帰したばかりの堂島が「あなたたちの無能さを証明してあげる」という女性からの通報を受け、その直後にビルが爆発したのだ。
次々と入る救助要請に追われる司令課3係。雪は火災が発生している現場に取り残された女性からの通報を受ける。息苦しさを訴える女性に必死に対処法と出口への誘導を伝える雪だったが、残念ながら女性は「助けて」という言葉を残して亡くなってしまった。
ビル爆破の犯人として浮上したのは、殺人の容疑で実刑判決を受け、刑務所から出所したばかりの道瀬素子(沢城みゆき)。道瀬は交際相手の男性を刃物で刺し、そのときに対応した堂島に逆恨みを募らせていたのだった。
これまでのように非番の日に現場を確認しに行った雪は、亡くなった女性の家族が泣き崩れる姿を見る。さらなる理不尽な犯行を止めるため、一度聞いた声を忘れない特技を生かして他に道瀬からの通報がなかったかを探し、その行動範囲を調べようとしたが、ショックと無理がたたって立ちくらみを起こしてしまう。






































