
恵の初期ソロ活を支えた言葉「リスペクト」
次に向かった撮影スポットは、人気ンンバーワンの千鳥町貨物ヤード前。以前のクルーズ船からは見られなかったスポットで、「これをかっこいいと言わずして何を言うのだ」と感動する恵。
再びバスに戻ると、ソロ活先輩と後輩が許可を得て恵の隣に席を移動してきた。ソロ活先輩いわく「ソロ活的には例外ですけど、今日は特別」と、話を楽しむことに。
以前会ったときは、新型コロナウイルス感染症が猛威を振るっていたころ。それから今回会うまでには、日本で災害も起きていて、大変な時期だったと振り返る3人。
「たった5年だけど、いろいろ変わりましたよね」と後輩がしみじみ言うと、「変わりましたね。工場の夜景ツアーといっても、女性のお客さんが普通にいるし。どこに行っても一人で行動する女性が当たり前にいるようになった気がします」と先輩。恵もそれに同意した。
その変化についての流れで、後輩が話題を振る。最近、「〇〇女子」という言葉ばかりか、男子、女子そのものも使わない風潮になっているというのだ。英語でも「They」にしているそうだ。
しかし、後輩も先輩も違和感があるようで、「見えるところ、聞こえるところから変えていこうってことなんでしょうけど、それだけ一生懸命になって、見えてないところがついてきてない気がするんです」と先輩。それを解消するには、「リスペクトの気持ちさえあれば、いろんなことがうまくいくはず…だと思いたいです」と語った。
リスペクトという言葉に、恵は「思えば、私の初期ソロ活を支えたのもこの言葉だったな」と心の中で思うのだった。ソロ活にチャレンジすることに「リスペクト」と称えられたことがあったのだ。そして、先輩・後輩とまた再会することを願い、今回のソロ活を終えた。
翌日、恵はこれまでのソロ活をまとめた原稿を提出。「とりあえず第1章。だってソロ活はまだまだ続くし、とりあえず一区切りということで」と恵は言う。そして正社員の提案を正式に受けることにし、新しい第一歩を踏み出した。
シーズン5もあっという間の最終回。SNSには「秒でロスです」「区切りっぽいけど来年もやるよね?」「また次の自由なソロ活を見られる日を楽しみにしている」「シーズン6を期待」と、惜しむ声と次シーズンを楽しみにする声が上がった。
◆文=ザテレビジョンドラマ部

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