
SKE48の中野愛理が、1st写真集「可愛いと言って欲しい」を7月30日に発売した。インドネシアのリゾート地・バリで撮影した写真集には、彼女がコンセプトを考え、“かわいい”で彩った水着やランジェリー、天使風や白の南国らしい衣装が満載となっている。8月31日をもってグループから卒業することを7月15日に発表したばかりの中野に、SKE48メンバーとして最後の作品になる本写真集への思い、卒業を決断した理由を語ってもらった。
私の理想…ぴったりなタイトル
――卒業を前に初めての写真集発売となります。どんな気持ちで臨みましたか?
まさか私が写真集のお話を頂けるとは思ってもいなかったので、とにかくびっくりな気持ちでいっぱいでした。初めての写真集撮影なので最初は不安もありましたが、皆さんとても優しく接してくださって、バリ島というなかなか行けない場所でもあったので楽しい気持ちで撮影できました。ファンの方は絶対喜んでくれるだろうなって、撮影中はワクワクしっぱなしだったなと思います。
――タイトルの「可愛いと言って欲しい」は、中野さんが考えたのでしょうか?
このタイトルは秋元康先生に候補を頂いた中から選ばせていただいたものです。中のカット、表紙も決まった段階でのご相談でしたので、きっと、見て、いろいろ考えてくださったのかなと思います。たくさんの案を頂いたのですごく迷ったのですが、一番目についたタイトルがこれでした。私の理想というか、コンセプトが「かわいいであふれた写真集」だったので、それにもぴったり。こんなにいいタイトルを頂けて本当に感謝しています。

イメージする「かわいいの理想像」はAKB48・布袋百椛
――かわいいの種類にもいろいろありますが、中野さんが考えるかわいいとは、どんなかわいさなのでしょうか?
私自身のことではなくて、私がこうなりたいと思う「かわいい」は、顔もだし、しぐさもだし、発言や声とかも全てをひっくるめて「ザ・アイドル」というかわいさです。そういう子を見つけると、「かわいい~!」ってきゅんきゅんしちゃいますね。私は「かわいいにあふれた子」が大好きで、それこそ「好きな食べ物はイチゴです」って、計算なしで言えちゃう子。あざとさとはかけ離れた、ナチュラルに「かわいい」を振りまける女の子っていいなって思います。
――AKB48グループで、中野さんのかわいい推しメンはいますか?
AKB48の布袋百椛ちゃんです。見た目もだし、声もかわいいし、ダンスにも芯からあふれるかわいさを感じて、AKB48のコンサートを見たときには目を奪われました。本人もマカロンみたいな女の子と言っていますけど、本当に甘あまです。私がイメージするかわいい女の子の理想像といったら百椛ちゃんですね。
――では、中野さんが「かわいい」と言ってもらってうれしいのはどんな時ですか?
パフォーマンス中のかわいい瞬間を細かく言ってもらえるのが好きですね。それこそ、「この曲の何秒に映ったここがかわいかったよ」みたいな。以前、SKE48の後輩で「何月何日のどの公演の何分何秒に映ってるらぶりんさん(中野愛理)がかわいく好きです」と、本当に細かく言いにきてくれた子がいたんですよ。
見返してみたら「これはかわいいぞ!」って自分でも思える瞬間だったので、こんなところまで見てくれているんだって、うれしかったですね。私はいつも劇場に足を運んでくださるファンの方が飽きないパフォーマンスをしたいと思っているので、気付いたところがあったらどんどん伝えてほしいです(笑)。





























