
大人セクシーよりも「かわいい」で
――かわいいにあふれた写真集、特にどんなところが見どころですか?
衣装からロケーションまで全部を「かわいい」にしたので、開けた1ページ目から見どころです(笑)。表紙にもなっている赤いランジェリーもかわいいで決めているんですよ。普通、ランジェリーで赤色といったら大人っぽさだと思いますが、今回は昼間の明るい自然光でかわいく撮影して、衣装も胸の両サイドにリボンが付いているかわいいデザインのものを選びました。
今回衣装に水着やランジェリー系を多く選んでいますけど、そういうのも全部かわいいに振っていて、大人セクシーというよりも、とにかくかわいいでいっぱい。女性の方に見ていただいたら、きっと「これかわいいじゃん!」と思ってもらえる出来になっていると思います。
――お気に入りのカットを挙げるとすると、どれになりますか?
髪でハートを作っているカットです。長いハーフツインにしているんですけど、ヘアメークさんのアイデアで、ツインテールでハートを作ってみました。「らぶりんだからやっぱりハートだよね」って。お鼻に持ってきているのもかわいい表情なので、ぜひページを開いて見てください。

二つの夢がかなって、悔いのない卒業
――7月の公演で、8月末でのグループ卒業を発表されました。決断のきっかけはあったのでしょうか?
SKE48に入って、選抜メンバーになる、センターになるというのを目標に掲げていたのですが、その二つがかなったので、もう悔いはないなって。それで卒業を決めました。選抜は「愛のホログラム」(2024年2月、32ndシングル)と「告白心拍数」(2024年10月、33rdシングル)で2作連続。センターはシングルのカップリングの曲で、2曲も立たせていただけて。アイドルに憧れて、SKE48のメンバーになれて、ずっと夢に描いていたことを実現できたSKE48での人生だったなと思えます。
――7年弱の活動ですよね。ファンからは「もっとこれからなのに」という声はありませんでしたか?
ありました。でも、初選抜のことを思い返したら、まだ1年前のことだったんですよね。「もう」よりも「まだ」。最近そう思うことが多くて、時の流れを遅く感じます。20代の一日一日ってとても大事だと思っていて、気付いたらもう20代が終わっているというよりも、まだ20代のうちにやっておきたいことがたくさんあるんだって、今はそう考えるようになっています。
思い立ったら即行動する性格なので、だったら夢がかなったこのタイミングでSKE48を卒業して、新しいことにチャレンジしようと。急な報告になりましたけど、私としては本当に悔いのない卒業です。
――卒業まで1カ月を切っていますが、それまでにやっておきたいことはありますか?
参加したかった楽曲があって、それは今からだと劇場公演でもさすがに無理だと思うので、配信とかでできたらいいなと思っています。あと、3年前からずっとやりたいけどできなかった髪形があって、それでコンサートに立ってみたいです。
――それはどんな髪形ですか?
セーラームーンツインテールです。でも、劇場公演って帽子を被る曲が多いんです。ユニット曲は格好良い系だからちょっと雰囲気を壊しちゃうし。それでずっとできなかったんですけど、今「SKE48 SUMMER Tour 2025」の真っ最中なので、そのどこかでやりたい。そうしたら本当に何一つ悔いはないです。































