中条あやみ主演で実写映画化された「覆面系ノイズ」が、11月25日に全国公開。「卒業式の日のお母さんってこんな気分なのかな」と中条がしみじみと舞台あいさつで語るなど、待望の公開を迎えた本作は、中条のほか、志尊淳や小関裕太、磯村勇斗、杉野遥亮ら文字通り今をときめく“キラキラ系キャスト”が集結している。
人気コミックの映画化プロジェクトが続々と登場する中、この作品こそ「最強の実写化」との呼び声も高い。そんな本作の注目ポイントを3つに分けて紹介する。
ポイント(1) 「全員片思い」を体現する“キラキラ系”キャスト
高校生たちの青春と切ない恋模様を描いた本作。姿を消した幼なじみに思いを伝えようと歌い続けるヒロイン・有栖川仁乃(ニノ)を演じるのは、今やCMや映画など話題作にひっぱりだこの中条。
制作陣が原作コミックをほうふつとさせるルックスにほれ込み大抜てきされた彼女は、約半年間のボイストレーニングを経て、劇中で見事な歌声も披露している。
そんなニノに寄り添い、ひそかな恋心を抱く杠花奏(ユズ)役には、ペット系男子からキラキラ王子まで幅広い役どころで活躍する若手俳優・志尊。一見おだやかだが、ニノのこととなると感情をむき出しにするギャップも魅力的な役どころ。本作ではピアノとギター演奏に初挑戦し、演技派俳優の新たな才能を垣間見ることができる。
そしてニノが恋する幼なじみ・榊桃(モモ)を演じるのは、子役時代より活躍中の小関。爽やかで男女問わず好かれるキュートな笑顔が特徴的な小関だが、本作ではクールなメガネキャラにイメージチェンジ。ようやくニノと再会するもなぜか彼女を拒むという、謎多きキャラクターとして存在感を発揮している。
ほか、ニノに嫉妬しながらユズを思う珠久里深桜に「ハロー!プロジェクト」出身の女優・真野恵里菜、彼らを見守る関西弁ムードメーカー・黒瀬歩(クロ)役に、「ひよっこ」(NHK総合)で“国民的ヒロイン”みね子(有村架純)のハートを射止めたヒデ役も記憶に新しい磯村勇斗。
そして、深桜に恋する“オネエ系金髪ベーシスト”悠埜佳斗(ハルヨシ)には“けだもの男子”役で話題沸騰の杉野遥亮と、名前を聞いただけで胸が熱くなるファンも多い、ホットな若手俳優たちが、甘酸っぱい恋模様を全力で演じている。