クリエイティブガールグループ・Ettone、デビューショーケース開催 「Roses」を披露し客席に“愛と感謝”を届ける

クリエイティブガールグループ・Ettone(エトネ)が、9月30日にヒューリックホール東京で「Ettone Debut Showcase」を開催。生バンドの演奏のもと1st Single収録曲の他、カバー楽曲を含む全11曲のスペシャルステージで会場を盛り上げた。
Ettoneは、1年の準備期間を経て2025年9月10日にデビュー。anri、chiharu、koyuki、mirano、pia、shion、yuzukiの7人で構成されたガールグループで、女性プロデューサー・ALYSAが立ち上げた新レーベル「O21」の第1弾アーティストである。小さな幸せに気づくことの大切さを歌う新しいジャンル“LOOSE POPS”を表現した3曲入りの1stシングル「U+U」は、完成度の高さと独自性で話題を集めている。
各メンバーのリアルな過去の経験を基に制作された「U+U」を披露
ピアノの音色に導かれるようにゆっくりと舞台中央に現れたメンバーたち。オープニングを飾ったのは初シングルのリードトラック「U+U」だ。後悔を抱えた昨日も、まだ見ぬ明日も、今の私がつないで救い合える、聴く人それぞれの“君”に届くように。そんな願いが込められたこの曲は、各メンバーのリアルな過去の経験から歌詞とコレオグラフィーを制作。作詞はR&B系のシンガーソングライター・SIRUPが手掛け、ハーモニーは日本の合唱曲から着想したという。
1曲目を無事に終えて満面の笑みで挨拶したメンバーたちは、続けてオリジナルナンバー「サイレント・ディスコ」を披露。既存のディスコのイメージに収まりきらないこの曲も、常にフレッシュなものを見せようとするEttoneらしさがしっかりと刻まれている。
「これからは私たちの世界観をお見せしたいと思います」と話し、スタートしたのはカバーソングコーナーだ。ここで歌われた楽曲はいずれも、Ettoneのカバー動画コンテンツ「Re:frame」で紹介された楽曲である。椎名林檎の「丸の内サディスティック」「本能」、少女時代の「Mr.Taxi」、宇多田ヒカルの「Automatic」、竹内まりやの「プラスティック・ラブ」、aikoの「カブトムシ」、藤井風の「満ちてゆく」、星野源の「喜劇」と、バラエティ豊かな楽曲が披露された。

Ettoneがそれぞれのアピールポイントを紹介
初のショーケースもいよいよラスト。最後に歌い上げたのは、1stシングル「U+U」に収められているオリジナル曲「Roses」だった。複雑なコード進行とリズムの変化にもかかわらず、ナチュラルに声を響かせる7人。横一列に並んだメンバーたちは、この曲を通じて客席に“愛と感謝”を伝えると、名残惜しそうに舞台を去っていった。
ショーケースの直前に行われた囲み取材では、各自のアピールポイントを紹介する場面があった。「“歩くシティポップ”と名乗るほど、シティポップの雰囲気がよく似合う」(chiharu)、「どんな歌にも感情を乗せて歌うことが得意」(yuzuki)、「ボーカル、ダンス、ラップの“三刀流”を磨くオールラウンダー」(mirano)、「いろいろな世界をキラキラした目で見るのが得意」(anri)、「メンタルが強く、自分らしさを大切にするマインドも持ち合わせているところ」(shion)、「多彩なバックグラウンドがあるので、それが歌やダンスに生かされていると思う」(pia)、「クールに見えて実は元気な子。そんなギャップが魅力」(koyuki)と、それぞれに異なる個性を持っているようだった。
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