
2025年12月で結成20周年を迎えるAKB48の衣装が間近で鑑賞できる「AKB48大衣装展 -時代を彩った装跡-」が、東京・大丸東京店で10月17日(金)から28日(火)まで開催される。10月16日にメディア内覧会が行われ、同展のキービジュアルに登場するメンバーのAKB48・倉野尾成美、小栗有以、佐藤綺星、八木愛月、伊藤百花が参加。衣装展の見どころなどを語った。
過去最多!前期/後期で合計400着以上を展示
今回の大衣装展は、衣装とAKB48が歩んできた歴史や物語を「装跡」と表現し、歴代メンバーが数々のステージで着用してきた衣装を過去最多となる400着以上展示。前期/後期で内容を入れ替え、前半会期には2005年から2015年の衣装や、「ファンが選ぶ!AKB48好きな衣装ランキング10選」を、後半会期には2016年から2025年までの衣装や、「AKB48メンバーが選ぶ!好きな衣装ランキング」が展示される。
ほか、前後期それぞれで衣装を手掛けるオサレカンパニーの取締役/クリエイティブディレクターの茅野しのぶ氏が選んだ思い入れのある衣装も、コメントとともに展示される。
大丸東京店では3度目の開催となる大衣装展に、総監督の倉野尾は「毎年どんな衣装なんだろうってワクワクするくらい、どんどんグレードアップしていて。今年はまさかの400着以上飾られるということで、本当にワクワクしておりました。AKB48は20周年イヤーということで、今回は前半/後半に分かれて10年ずつ衣装が飾られるので、全部を味わっていただいて、AKB48の20年も感じていただけたら」とアピール。
小栗は「私は小さい頃から大好きなしのぶさんの作るAKB48の衣装を着て、20周年を迎えられていることがすごくうれしいです。衣装に憧れたことも、AKBに入ろうと思ったきっかけなので。すてきな衣装たちが飾られていて、AKB48の歴史をたくさん感じられると思うので、歴史とともに楽しんでいただけたらなと思います」と、幼少の頃から憧れだったという衣装への思いを話した。
今回展示されている衣装の中で注目している衣装を聞かれると、佐藤は「『言い訳Maybe』の衣装。この曲のMVが大好きで、実はグッズ撮影では着させていただいたことがあるんですけど、この衣装を着てまだパフォーマンスしたことがないので、この衣装を着て『好きだ!』という気持ちを伝えたいです」と、取材時に後方に飾られていた同衣装を羨望のまなざしで見つめていた。
八木「ファンの方は何の衣装が好きなんだろう」
また、伊藤は「気になる衣装は『RIVER』の黒いチェックの衣装なんですけど、私は1回も着たことがなくて。でも、MVやテレビで見ていて、やっぱりAKBの勢いを感じる楽曲と衣装でもありますし、自分自身『RIVER』を踊るときは毎回すごく気合を入れて『頑張るぞ!』という気持ちになって踊るので、その衣装を着ていつか『RIVER』を踊ってみたいなと思います」と笑顔で展望した。
あらためて本衣装展の見どころについて、小栗は「衣装の細かいところが見られるところも見どころの一つだと思っていて、その時々のメンバーの名前や、20周年だったら『20』っていう数字が書かれていたりとか、そういうこだわりが見られるところもそうですし、衣装を見た時に、そのメンバーが宿ってる感じがするなと思うんです」と話す。
続けて「前田敦子さんとか大島優子さんとか歴代の先輩方の衣装もきれいに残されていて。(前田の衣装も)着させていただいたことがあるんですけど、着るとすごくパワーを感じるんですよ。『あ、なんか…すごい!前田さんだ!』って思って。自分が前田さんということではなくて(笑)。憑依したというか、スイッチが入るというか、着た人しか分からない感覚になるんですよ。その雰囲気も味わっていただきたいなと思います」と、メンバーならではの視点で語った。
そして八木は「今回はファン投票とメンバー投票の衣装が見られるということで、私も投票させていただいたんですけど、実際に結果がどうなっているのかまだ分かってない状態なので、早く見たいなというドキドキもありますし、ファンの方は何の衣装が好きなんだろう?って気になるので、そういうところはメンバーも含めて皆さんに楽しんでもらえるんじゃないかなと思います」と、メンバー・ファンそれぞれの衣装ランキングに注目していることを明かした。
◆取材・文=森井夏月(STABLENT)
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