奈美が犯人に拉致される
直後、DICTメンバーの清水紗枝(黒島結菜)がパソコン画面に映る異変を指摘。同じ頃、杏子のもとに佐生新次郎(安田顕)が駆け込み、SNS上に奈美の拉致を告げる犯行声明が投稿されたことを伝える。
声明には「DICTの一員が自らの安全を守れない」という嘲笑と「日没までに救出できなければ命の保証はない」との挑発的な文言。拘束された奈美の写真も瞬く間に拡散された。
だが写真からの手がかりは乏しい。防犯カメラにはジョギング中の奈美の姿が映っていたが、一斉停電の影響でその後の映像は途絶えていた。DICTはサイバー攻撃と拉致事件の関連を疑い、山内は、同じくDICTメンバーの南方睦郎(一ノ瀬颯)とともに捜索に向かう。
拉致された奈美は犯人(和田聰宏)と対峙。素顔を晒すも名乗らないその男は、奈美にアメを差し出し「ずっと見ていた」と告げる。

奈美をずっと見ていた犯人の正体
奈美が犯人に古谷ではないかと聞くと、犯人は認める。古谷は8年前に女性を拉致しており、その際奈美が逮捕していた。
犯人は妹が奈美に殺されたと言う。しかし、奈美は古谷に妹がいないことを知っており、犯人の正体が古谷ではなく駒場であることに気が付く。
駒場が妹の病状が良くなるたびに薬の中身をすり替えて、病気が治らないようにしていたことを奈美は知っていた。妹に頼られて感謝されることが気持ち良かったのだと奈美が指摘すると、駒場は怒って奈美を殺害しようとするが、間一髪で山内が奈美を助ける。
駒場は無事逮捕されたが、駒場に奈美を拉致するように指示を出したのは犯罪組織・トクリュウの人物であることが判明。ディクトのメンバーがトクリュウのアジトに向かうが、そこは既にもぬけの殻だった。SNSでは「奈美の命が無事で良かった」「奈美が死ななくてホッとした」「奈美の命が心配だったから安心」と奈美が無事だったことに安堵する声が多数上がっていた。

◆文=ザテレビジョンドラマ部
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。










































