
30年前に放送されたドラマ「恋人よ」(1995年、フジテレビ系)が、FOD・TVerで第1話ほか随時最新話を配信中。隣りに住む既婚者同士の男女が、結婚相手と今密かに抱く恋心の間で揺れるラブストーリー。主なキャストは鈴木保奈美、岸谷五朗、鈴木京香、佐藤浩市で、夫婦の物語として重要な転機となる出産シーンが描かれる第5&6話を紹介しよう。 (以下、ネタバレが含まれます)
遼太郎が妻・愛永と隣人・航平の仲を疑う
本作は、結婚式の1時間前に出会った愛永(鈴木保奈美)と航平(岸谷)が、それぞれの伴侶である遼太郎(佐藤)と粧子(鈴木京香)との結婚生活を続けながら、密かに思う本当の気持ちを交わし合う物語。
第5話。遼太郎(佐藤)は愛永(鈴木保奈美)の行動が気になって仕方がない。会社の仕事をサボり、愛永の仕事場まで行って尾行するが、航平(岸谷)との仲をうかがわせるものは見つからない。短大の体育館で航平は、跳び箱を飛べない美緒(水野美紀)の特訓中、達彦(長瀬智也)の訪問を受ける。年上の女性を愛し始めたというのだ。航平は明日の夜、年上の女性の粧子(鈴木京香)や愛永も参加する駅前のスナック・“海岸列車”に来るように伝える。
「抱き合いもせず幸せに」愛永が恋愛哲学を語る
翌日の夜、“海岸列車”には、遼太郎、航平夫妻に季里子(櫻井淳子)、達彦、美緒が顔を揃える。それぞれに、遼太郎、航平、愛永を愛する奇妙な顔ぶれだが、その席上で愛永は自分の失恋体験に触れ、「抱き合いもせずに相手の幸せを第一に考える」という自分の恋愛哲学を披露し、みんなに深い感慨を与えていた。



































