自分を失っていく航平を周囲が心配する
続く第8話。遼太郎が、航平と粧子の赤ん坊、安輝を自分の子どもと認めたことから、2組の夫婦は離婚に踏み切る。粧子と安輝は遼太郎に引き取られ、愛永は別々の部屋に移り住む。
1年後ー。愛永は再び銀座でシェーカーを振る。航平は無気力な教師になり、美緒(水野美紀)や達彦(長瀬智也)をやきもきさせる。愛永と航平の関係は少しも進展せず。ふっくらとした母親となった粧子は、愛永と航平の仲を心配し、「幸せになるなら何かしてあげたい」と考えている。その間にも愛永の病状は進行し、医師からは入院を勧められる。航平は遼太郎から「愛永をよろしく」と頼まれた夜、彼への愛を吹っ切ろうと訪れた美緒を抱いてしまう。そして、同じように遼太郎から「押しかけ女房になれ」と言われて航平の部屋を訪れた愛永に見られてしまった。
この第7~8話で粧子が出産した子どもの父親が遼太郎であることを知り、航平がすっかり病んでしまうのがいたたまれない。航平は久々に再会した遼太郎に「元々おれの家族だろ、返してくれよ!」と声を荒げたり、笑うことすらできずにすっかり気落ちして別人のようになってしまった。愛永の大病も進行しており、ここからクライマックスに向けて、どうかそれぞれ登場人物たちに幸せが訪れることを願うばかりだ。
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