
6期生のセンター抜てき「予想はしていた」
――6期生の瀬戸口さんと矢田さんがダブルセンターに抜てきされました。
梅澤:そろそろ6期生が入ってくるだろうなというのは、なんとなく予想はしていました。それがWセンターで、あの二人で、となって。
なので、この時期の年末のタイミングでこういうふうにグループを見せていくんだなと、すんなり受け入れられたのもありますし、5期生も初めて先輩になって支えていく立場になるというか、後輩からもらう刺激も大きくなるんだろうなと思うので、また新しい乃木坂46の見せ方ができたらいいなと思いました。
菅原:5期生の中でも、選抜発表そろそろありそうだねっていう時期に、「次のシングルはどんな感じになるんだろう?」みたいな話はよく話題に上がるので、発表されてすごく納得する形ではありました。
初めて先輩として一緒に後輩と参加するシングルなので、先輩としてどうあるべきかっていうのを、このシングルはたくさん考える時間が多いんだろうなって、もうすでに多いんですけど、これから年末に向けて駆け抜けていく中で、そういう気持ち、先輩としての自覚みたいなのもしっかりまた芽生えてくるんだろうなというのはあります。
――6期生は「新参者 二〇二五」(11月8日~30日)など年末に向けていろいろありますね。(※取材は「新参者」開催前)
梅澤:本当に6期生のみんなにとって今がヤマ場というか、久保の卒業コンサート(11月26日、27日)も控えていたり、本当にいろいろ重なってくる時期で、特にダブルセンターの二人はありがたいことに音楽番組にも出演させていただいたりと、いろんなことが舞い込んでくる中で、今は自分の頭の中を整理するのが大変な時期だと思うんです。でも、ここを乗り越えたらもうきっと怖いものはないと思うので、どうにかサポートできたらいいなと思っています。
この間も菅原と二人で「新参者」の通しリハーサルを見てきましたが、とにかくみんな頑張っていて、乃木坂46の楽曲たちを自分のものに取り込もうと頑張ってくれていたので、その姿を見つつ、遠くから見守りつつ、“本当にここが勝負時”って、みんなに対して今は思ってます。
菅原:「新参者」は(2023年に)私たち5期生と、櫻坂46・三期生、日向坂46四期生と最初にやらせていただいて、その時に「新しく入ってきた子たちにとって伝統にしていきたい」みたいなことを言っていただいたのですが、それを引き継げたのはうれしいですね。6期生にとって、今は心も体も、自分の考えていることとやりたいことが追いついていかないタイミングだと思うので、とにかく無理せずいてほしいなと思います。本当にみんな頑張りすぎているぐらい頑張っているので、自分を少しでも褒めてやってほしいなとも思うし。
ただ、「新参者」を経験した身としては、乗り越えた先、未来は「この経験があったからこそ私たち今頑張れているよね」っていうのを5期生でもよく話すので、すてきな思い出であってほしいなというか。経験した人にしか分からないものもきっとあると思うので、頑張れるように私たちも何かしていきたいねっていうのはメンバーとも話しています。本当にみんな頑張ってる…って言いながら、リハーサルで私はボロボロ泣いていました(笑)。でも、今経験するからこそ感じられるものもたくさんあると思うので、全部吸収して、でも無理はせずっていうのが一番ですね。

Wセンターを務める6期生・瀬戸口心月&矢田萌華
――瀬戸口さんと矢田さんはどんなメンバーですか?
梅澤:一言で言えば、二人ともしっかり者です。はじめの頃は割と気持ちが揺らいだりとか、慣れない環境に怖さを覚えることもあったりして、その気持ちが動くままに涙が出てしまうこともあったんですけど、置かれた環境に対して理解するのがすごく早い二人だなと思っています。
センターになって戸惑って涙していましたけど、そこから覚悟を決めるまでがすごく早かったし、不安もあるだろうけど、そういうのを見せる前にやるべきことがあるというのを、ちゃんと自分の中で落とし込んでやってくれているんだろうなと思っていたので、不安そうにはしていますが、私たちがすぐに助けに行くのではなく、ちょっと様子を見ようかなと思わせる余裕があるぐらい、二人がちゃんと理解してくれているんです。そこは先輩としてすてきな二人がセンターになってくれたなと感じさせてくれます。最近は一緒にいることが多いんですけど、毎日刺激をもらっています。
菅原:私もすごく意思というか、自分のやるべきことの軸がしっかりしている二人だなと思っています。バースデーライブの時も二人は曲振りをすることがあったり、とてつもないプレッシャーの中、緊張しているけどその様子をあまり見せず、どんどんとやり遂げている姿をたくさん見ていたので、本当にしっかり自分の足で立っているなという印象が強いです。瀬戸口は同い年なんですけど、二人とも後輩に見えないくらいしっかりしているなという印象がすごくあります。自分はこのぐらいの時期、そんなに格好良く立っていられたかなと思うぐらい、後輩だけど尊敬できる二人です。
































