
大規模な通信障害が発生する
犯人は「第一の要求」として、杏子が“活動内容に問題がある”と活動停止にしてきた団体を挙げ、その処分が不適当だったことを国民に謝罪するよう求めた。拒絶する杏子に「賢明なご判断を」と告げ、犯人は一方的に通話を切る。
リストに犯人への手がかりがあるとみた奈美が杏子に心当たりを尋ねると、ある宗教団体を示す。DICTは、同団体残党へのガサ入れを行うも、カナ誘拐につながるものは得られない。
そんな時、大規模な通信障害が発生。さらに、またしてもシステムエンジニアが殺害される。犯人は山内徹(横山裕)が取り逃がした野村翔(北代高士)とみられた。

大規模な通信障害の原因
捜査一課の捜査により、システム内にバックドアが仕掛けられていたことが判明。これによって、大規模な通信障害が発生したのである。バックドアを仕掛けたのは、野村に殺害されたシステムエンジニアの国見だった。
国見は口封じのために殺害されたと考えられ、国見の同僚のシステムエンジニアである森宮は行方不明に。捜査を進める中で、奈美は位置情報が分かるアプリの存在に気が付く。
DICTの調査官である清水紗枝(黒島結菜)がアプリから野村の潜伏先を特定。山内らは現場に向かうが、そこには挑発的なメッセージが書き残されたスマートフォンがあるだけだった。
その後、杏子のもとに再び犯人からメッセージが送られてくる。そこには「カナさんを助ける方法があります」と書かれていたが、第9話はカナの誘拐には進展がないまま幕となった。
SNSでは「何とかカナさんが助かってほしい」「カナの命が無事でありますように」「カナが早く元気に帰ってきてほしい」と誘拐されているカナを心配する声が多数上がっていた。

◆文=ザテレビジョンドラマ部
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
















































