“戦友”たちと語る「仲間」の定義、そして物語に込めた想い
――この作品は「仲間」が大きなテーマです。皆さんにとって「仲間」だと思えるのはどんな人ですか?
綱:「いいやつ」ですね。僕の中では「いい人」と「いいやつ」は全然違うんですけど、自分が「こいつ、いいやつだな」って思えたら、仲間になりたいと思います。
JUNON:友達としてなら許容範囲は広いんですけど、「仲間」となると、自分が苦しい時に同じ目標を持って、同じ視座に立ってくれる人ですね。
木戸:つらいことを共有できる人。自分が抱えていることを話せるし、それを一緒に乗り越えていける。そういう人が仲間だと思います。
水上:一緒に苦しい思いができる人ですね。そういう人たちのためなら、一緒に地獄に落ちることができる。それくらい見返りを求めずに愛情を注げる存在が、仲間なんじゃないですかね。この作品の撮影を乗り越えたキャストやスタッフは、そういう意味で「戦友」だと思っています。
――最後に、この作品を楽しみにしている方々へメッセージをお願いします。
水上:この作品を観たら、きっと自分が大切に思う仲間や友達に会いたくなるはずです。防風鈴や獅子頭連、キャラクターたちの関係性を見て、自分にとって大切なものは何かを改めて見つけるきっかけになるような、そんな作品になったと思います。ぜひ、劇場で彼らの生き様を見届けてください。
◆取材・文=磯部正和/撮影=梁瀬玉実/ヘア&メーク=白石真弓(水上)、石邑麻由(木戸)、富樫明日香(CONTINUE)(綱)、大城祐樹、マキノナツホ(from hiji)(JUNON)/スタイリスト=能城匠(TRON)(水上)、佐々木悠介(木戸)、三宅剛(綱)、安本侑史、槌田有希(JUNON)/衣装協力=DIESEL(水上)、Jeanik、PT TORINO (木戸)、THE VIRIDIANNE、Licht Bestreben(JUNON)































