
AKB48が12月5日、東京・日本武道館で「AKB48 20th Year Live Tour 2025 in 日本武道館 ~あの頃、青春でした。これから、青春です~ 20周年記念コンサート Part1」を開催。2023年4月に活動を休止したチーム8が一夜限りで復活し、現役、OGを合わせて過去最多人数となる60人が集まった。
過去最多人数のチーム8メンバーが集結
AKB48の20周年記念コンサートでレジェンドOGが次々と登場する中、都道府県名が書かれたカチューシャ、当時の衣装を着たチーム8のメンバーが暗転したステージにスタンバイしただけで、客席からは大きな歓声が。チーム8の代表曲「47の素敵な街へ」を、初代チーム8のゲストメンバーと現役メンバーの40人で全力パフォーマンス。ファンによるおなじみの「ガチ恋口上」も武道館に響き渡った。
そして、「制服の羽根」では初代以降のチーム8メンバーも登場。オリジナルメンバーから所属が1年弱だったメンバーまで、チーム8として活動した総勢60人が集結し、岡部麟がデザインしたチーム8公式マスコットキャラクター・エイトくんも駆けつけた。
歌い終えると、小栗有以が「約2年ぶりにチーム8が大集合しました~! ちょっと待って。盛り上がりすぎてエイトくんの頭(角)が取れちゃった(笑)」と、メンバーたちと大騒ぎ。倉野尾成美は「今回はスケジュールの都合で全員が集まることはできなかったんですけれども、総勢60人のメンバーが来てくれました。今の(AKB48全体の)現役メンバーよりも多いです(笑)」と、改めてその人数に驚いた。

本田仁美「AKB48として活動できた日々は誇りで宝物」
事前発表なくサプライズで出演した本田仁美は「お久しぶりです。こうしてAKB48の20周年記念をさせていただけること、そして夢のスタートラインを共に切ったメンバーたちとこうして武道館のステージに立たせていただけることができて本当に幸せです。ありがとうございます」とあいさつ。倉野尾から「栃木、似合ってる」とカチューシャについて触れられると、本田は「これをするって聞いて、ちょっとびっくりしたんですけど(笑)」と照れ笑いを見せる。
続けて、「私は今、韓国のSAY MY NAMEというグループで活動しているんですけど、こうして夢を広げて日々挑戦し続けられているのも、本当にAKB48があってこそです。私がAKB48として活動できた日々は、本当に私にとって誇りですし、宝物です。これからも皆さまへの感謝の気持ちを忘れず、AKB48のOGメンバーとして恥ずかしくないように、これからも一生懸命頑張りたいと思いますので、改めてよろしくお願いします」と、AKB48への思いを語る。
さらに、「そして、12月29日に私たちの新曲が出るので、AKB48のファンの皆さまにもぜひ聞いていただけたらと思います」とちゃっかり告知も。倉野尾から「ひぃちゃん(本田)がやりだすと、みんなやるよ(笑)。みんな言いたいこと(お知らせ)いっぱいあるよね」とツッコまれた。

岡部麟「まだ解散はしてないので」
現役メンバーが次の曲のスタンバイに向かうと、OGだけでトークを展開。岡部が「まさか卒業メンバーの方が現役メンバーより多くなっちゃうと思わなかったけどね。すごいね、2023年にチーム8の活動休止コンサートをやらせてもらったんですけど、その時よりも集まれているという」と改めて集まった数の多さに触れる。
「『サヨナラじゃない』っていう曲が、一応私たちまだ解散はしてないので、最新シングルってことになっているんですけど、(今日は)そのアンサー回になったなって。ファンの方に『うそつきソング』って言われてたの(笑)。『あれって、いつ会えるの?』みたいな。だから、今日やっとこの20周年という場でこうやって集まる機会ができたので、ちゃんと約束を果たせた。でも、まだ解散はしてないので、いつかまた会えるかもしれない」と、今後の再集結へ含みを持たせる。
「またいつかこうやって皆さんと何かの場でお会いできたらいいなと思って、それぞれの道を前を向いてこれからも進んでいきたいと思います。これからもチーム8の応援よろしくお願いします!」とファンに呼び掛けて、チーム8のステージを締めくくった。
































