横浜流星、広瀬すずが制服姿で自転車2人乗り…W主演映画「汝、星のごとく」から甘酸っぱい青春を映し出した場面写真公開
横浜流星、広瀬すずがW主演を務める映画「汝、星のごとく」が、2026年秋に公開される。このたび本編の撮影が終了し、作品の世界観が凝縮された場面写真が公開された。
「本屋大賞」受賞作品を横浜流星、広瀬すずのW主演で実写映画化
本作は、繊細かつ豊かな表現で読む者の心を捕らえて離さない小説家・凪良ゆう氏が、「流浪の月」に続いて2度目となる「第20回本屋大賞」を受賞した同名小説を、藤井道人監督が横浜と広瀬のW主演で実写映画化した作品。
物語の舞台は、風光明媚な瀬戸内のとある島。京都から島に転校し、漫画家になる夢を持つ男子高校生・青埜櫂(横浜)と、島で生まれ大好きな刺繍を仕事にしたいと願いながら母親と暮らす女子高校生・井上暁海(広瀬)。島で出会い恋に落ちた2人が、それぞれの抱える運命に翻弄(ほんろう)され、選択に迫られる15年間を描いていく。
幸福と切なさが複雑に絡み合う瞬間が切り取られた場面写真
先日、本編の撮影を終えた本作の場面写真が解禁に。瀬戸内にたたずむ今治の小さな島での出会いから、15年にわたる櫂と暁海の恋模様が描かれる本作。
制服を身にまとい、自転車で2人乗りをする姿、海辺で寄り添いながら笑顔を見せる甘酸っぱい青春の一瞬を切り取ったシーン、夜空を見上げながら物憂げな表情を見せる2人、朝焼けに照らされながら無気力な表情の櫂と、言葉を飲み込んだような哀愁漂う面持ちの暁海の姿など、本作で描かれる幸福と切なさが複雑に絡み合う瞬間が映し出されている。
また今回、スタッフ陣も発表。撮影監督は「新聞記者」(2019年)や「余命10年」(2022年)などで藤井監督とタッグを組み、神秘的な映像センスで屈指の実力を誇るカメラマン・今村圭佑氏。
さらに音楽・大間々昂氏、照明・平山達弥氏、美術・宮守由衣氏、録音・根本飛鳥氏、編集・古川達馬氏ら、藤井監督の最新作「イクサガミ」(2025年、Netflix)を共に手掛けた藤井組に欠かせないスタッフが集結している。
