
茉海恵と薫、そして学園の決断に「べしょべしょに泣いた」
署名活動を受け、学園では臨時の保護者会が開かれる。冒頭から慎吾に「柳和の母としてふさわしくない」と責められる茉海恵と薫。それに対し茉海恵は、「一人で抱え込むことが母親の強さではなく、誰かを信じて支えてもらう勇気を持つこと、それが母としての強さ」だと訴える。薫もまた、「どんな家庭環境の人にも、素晴らしい機会が与えられる学校、社会であってほしい」と願いを語る。
その様子をこっそり見ていたいろはたちは、思わず会場へ飛び出す。いろはは、柳和で夢に向かって進めたこと、友人をたくさん作れたことは「全部、2人のお母さんが守ってくれたからです」と涙ながらに訴える。続いて圭吾(高嶋龍之介)たちも「いろはと一緒にいたい」と声を上げ、智也(中村蒼)は「友人を大切にする子どもたちの姿こそ、柳和の理念そのものだ」と校長たちに言い放つ。心を打たれた校長は、いろはの退学処分を取り消すことを表明する。
皆が笑顔に包まれる一方、納得のいかない慎吾。会社に戻ると、不正に関する調査が入り、社長の解任を宣告される。取り乱す慎吾を迎えに来たさゆりは、「慎吾を休ませてほしい」という義父の伝言を伝え、泣き崩れる慎吾を「もう戦わなくていい」「家に帰りましょう」と優しく抱きしめる。
“フェイク”を越えた、新たなスタート
“ニセママ”騒動は終息し、薫は代理母でありながら学園に保護者として残ることが認められる。ジーニアス留学制度には圭吾といろはが選ばれ、2人は夢へ向かって新たな一歩を踏み出す。薫は「代理保護者として家庭環境や教育を支えるサービス」を事業として立ち上げ、茉海恵はRAINBOWLABでさらなる挑戦を続けていた。3人は“フェイク”ではなく、社会に認められた形で、新たな未来へ歩み出していくのだった。
薫が家族に戻り、3人が新しい形の家族として認められた最終話に「めちゃめちゃよかった!」「それぞれの価値観、抱える問題きちんと描かれてた」「もう滝涙」「ハッピーエンドでよかった」「べしょべしょに泣いた」などSNSでは多くの反響が寄せられている。
◆文=ザテレビジョンドラマ部

毎週金曜夜10:00-10:54
TBS系にて放送
https://www.tbs.co.jp/fakemommy_tbs/
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