
市川染五郎が、12月18日に都内で開催されたドラマ「人間標本」プレミアイベントに、共演の宮沢りえ、伊東蒼、荒木飛羽、山中柔太朗(M!LK)、黒崎煌代、松本怜生、秋谷郁甫、原作者の湊かなえ氏、メガホンをとった廣木隆一監督と共に出席。染五郎が父親役の西島秀俊への感謝の思いを口にする場面があった。
染五郎、初の現代劇出演で「どういう反応を頂けるんだろう」
作家・湊氏がデビュー15周年を記念して書き下ろした同名小説をドラマ化した本作は、“親の子殺し”というセンセーショナルなテーマを題材にした禁断のミステリーサスペンス。西島と現代劇ドラマ初出演となる“歌舞伎界のプリンス”染五郎が、父と息子という関係性で初共演している。
榊至役の染五郎は、配信前日である今の心境を「撮影していたのがもうはるか遠い昔のように感じるときもあれば、昨日のことのように鮮烈に思い出す瞬間もあって、それだけ濃密な撮影期間でした」とした上で、「職人とも言えるすてきなスタッフの皆さん、すてきなキャストの皆さんと出会わせていただいて、一つの作品として形になって全世界に届くというのはとてもうれしいです。同時にドキドキというか、どういう反応を頂けるんだろうというワクワクもありますね」と、視聴者の反応を楽しみにしている様子を見せた。
また、イギリス・ロンドンでの撮影と重なって参加できなかった至の父・榊史朗役の西島との共演について聞かれると、染五郎は「西島さんは意識的にグイグイ引っ張ってくださるという感じではなくて、自然と榊史朗という人物として現場にいてくださって。ナチュラルにその存在で引っ張ってくださるような、そんな感じがしました」と述懐した。
染五郎、“父”に感謝「本当に西島さんのおかげ」
クランクインは父と子の和やかな日常のシーンだったそうで、染五郎は「いきなり親子のナチュラルな距離感を作れるかなと思っていたんですけど、本当に自然と父親としてそこにいてくださったので、こちらも自然と息子になれたし、作品の中では描かれていない、これまでの2人の親子の空気感、人生も見えるような距離感を最初から作れたのは本当に西島さんのおかげ。助けていただいたという思いでいっぱいです」と感謝を込めた。
イベント終盤には、そんな西島がロンドンから観客にサプライズで中継参加する場面も。染五郎は「お久しぶりです!撮影頑張ってください」と声をかけると、西島も「久しぶり!元気?頑張ってる」とフランクに返し、中継カメラ越しに“親子”の自然体なやりとりを繰り広げた。
「人間標本」は、Prime Videoにて12月19日(金)に全5話一挙世界配信開始。
◆取材・文=月島勝利(STABLENT)

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