
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回はクラシックの作曲家たちに焦点を当てた『クラシック作曲家列伝 バッハからラヴェルまで12人の天才たちの愉快な素顔』(マール社)の作者・やまみちゆかさんに注目し、以前X(旧Twitter)に投稿された『リストとショパン』をご紹介しよう。
同作はタイトルの通り、世界的に有名なリストとショパンの出会いを描いた一作。以前やまみちさんのXにポストされると、約5000もの「いいね」が寄せられている。そこで作者のやまみちさんに、同作を描いたきっかけについて話を伺った。
自信に満ち溢れていたリストを黙らせたショパン

――天才的なピアノテクニックと美貌でパリ中の乙女たちを虜にしていたフランツ・リスト。「俺にはひけない曲はないぜっ」「どんな曲でも初見でひいてやるよ」と意気揚々していたなか、同時期に活躍していたショパンが「僕の新曲をひいてみてよ」と彼の前に現れる。
「朝飯前だ」と余裕を見せながらショパンの曲にトライしたものの、まったくひけずにショックを受けるリスト。そして、リストは数週間に及んで練習を重ね…。読者からは「この2人にこんなエピソードがあったの初めて知った」「素晴らしい友情…泣ける」などの声が相次いでいた。
お気に入りは「年老いたリストが昔の自分とショパンを思い出しているシーン」

――『クラシック作曲家列伝 バッハからラヴェルまで12人の天才たちの愉快な素顔』を創作したきっかけ、出版に至った経緯をお教えください。
2019年の終わり頃から、クラシック音楽の作曲家のイラストや漫画をTwitterにあげるようになっていて、それが何度かバズってマール社さんの目にとまり、出版へつながったと思います。ちなみに最初にバズったのは、フランスの作曲家ラヴェルについての漫画でした。
――『リストとショパン』を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあれば教えてください。
リストとショパン、それぞれの性格の違いを外見やセリフに表れるように工夫しています。リストは人前に出るのが好きで世話焼き、社交的な性格で、対してショパンは人見知り、内気、人前に出るのは得意ではない…といった性格です。
――『リストとショパン』の中で特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共に教えてください。
最後、年老いたリストが昔の自分とショパンを思い出しているシーンです。ショパンは39歳という若さでこの世を去りましたが、リストはその倍近く生きています。歳を重ねる中でショパンとの思い出がリストの中でどう変化していったのか想像しながら描きました。
――今後の展望や目標をお教えください。
まだ取り扱っていない作曲家のことも調べて、面白いエピソードを見つけて作品にしていきたいです。「この作曲家のこんなエピソードを描いて欲しい」などリクエストがあったら、気軽にSNSにコメントしてください。
――読者へメッセージをお願いします。
クラシック音楽の作曲家の人間らしいエピソードが好きで、意外な側面を扱ったイラストや漫画を描いています。書籍もたくさん出ているので、興味がある方はよろしくお願いします!
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。























