稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾SP座談会!
2017年、メディアの“新しい”景色を見せてくれた稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾。2018年はどのような“地図”を描いていくのだろうか。今の心境と今後の抱負を本音で語り合った「月刊ザテレビジョン(2月号)」の誌上座談会の一部を紹介。
3人で語り合った、2017年のこと。2018年のこと。
―新しい地図を携え走り始めた稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の3人。あらためて2017年を振り返って――。
稲垣吾郎「ここまで己と向き合った年はなかったと思います。時間があったぶん、自分と対話することができたというか。人間って考える時間が多いと、逆にネガティブな思考が生まれたり、細かいことが気になってきたりするじゃないですか。僕はあまりウジウジ考えたくないし、考えるより行動したいタイプなんです。でも、ここでそういう時間があったことは、今後の人生において役に立ってくると思うし、何よりファンの方の力は本当に大きいなって、それは実感したよね。そこがなかったら何もなくなってしまうので。感謝の気持ちというか、スタッフも家族も友達もそうだけど、そういう人に支えられていることにあらためて気付かされた一年でした」
草なぎ剛「昨年の今頃は『嘘の戦争』(フジテレビ系)の撮影でタイに行ってたのかな。そう考えると一年って早いね。本当にたくさんいろんなことがあって、一年でこんなに人生が大きく変わるものなのかと今、思った。でも、自分的にはとても清々しい気持ちでいて。失うものも大きかったけど、それ以上のものを得ているなって本当に思ってる。再スタートとか、新たなステージに入ったという言葉がピッタリくる一年だったなと思います」
香取慎吾「そうだねぇ。長かったですね。2017年は本当に長かった。何だろ…。アートのお仕事もいただいたりして。初めて自分の絵を(企画展「ミュージアム・オブ・トゥギャザー」に)出品したんです。本当は言われたサイズがもう少し小さかったんだけどなくて、幾つかちょっと大きなのを選んで2点飾ってもらった。で、同じ時期にカルティエからも依頼をいただいて。時間がなくて大変だったけど面白かったです。本当に“絵の人”みたいで」
草なぎ「『私は画家です』(笑)」
香取「バカにしてるんだろ」
草なぎ「違うよー。すごいなって」
香取「ギリギリまでその作品を作ってて、そのあと“72時間”の打ち合わせを詰めて詰めて詰めてやれて。もう間に合わない、行こう、本番!みたいな感じだったけど、やれることは全部やれて楽しかった。そんな年でした(笑)」
―2018年も期待していいですか?
香取「はい。とにかく笑顔で楽しく。僕らもそうですし、応援してくれる皆さんが『何なの? こんなことするの? 楽しい!』と言ってもらえるようなことをしたい。笑顔で裏切りたいですね」
稲垣「SNSという新しい武器が僕らに備わったので、こういうアナログでもある雑誌とSNSの両方の力をうまく借りて、ファンの方とより深くなっていけたらと思います」
草なぎ「3人でまた大きなことができたらいいね。SNSも連動させて、毎日ドキドキワクワクできるようなことを考えていきたいです」
―最後に、2018年への意気込みを色に例えると?
稲垣「今は白かな。ここから描いていくという意味で。白とブルーの間の、空みたいな色ですね」
香取「僕は赤(即答)。赤く燃えてます。分かんなーい!とか、どうなるのかな?とか言いながらもフツフツ燃えるものはあります」
草なぎ「なかなか1色には決めたくないというか。その都度その都度いろんな色を塗っていきたいので。そういった面では白なんだけど…」
稲垣「ふふ、かぶってもいいよ」
草なぎ「じゃあ、僕も白で。そこにいろんな色を塗っていく」
稲垣「みんなで一緒に描いてもらえたらうれしいよね」