中山美穂、名作「細雪」の長女役に『感謝しています』
NHK BSプレミアムにて放送中のドラマ「平成細雪」(毎週日曜夜10:00-10:55)は、谷崎潤一郎の名作「細雪」の舞台を現代に移し、元名家の4姉妹の姿を描くドラマ。脚本は岸田國士戯曲賞や鶴屋南北戯曲賞の受賞経験がある劇団モダンスイマーズの蓬莱竜太が務めている。
父の葬儀では悲しみをこらえながらも気丈にふるまい、また妹の見合い相手の素性を徹底的に調査するなど、本家の「御料(ごりょん)さん」として強くたくましく生きる鶴子は、蒔岡家の行く末を決めるキーパーソン的存在だ。
「名作である『細雪』に鶴子という大役を与えていただきとても光栄ですし、感謝しています」と話す中山。その姿は、亡くなった母から本家を任されるという重責を背負った鶴子と重なった。
そんな中山は鶴子について「原作では(鶴子について)あまり多く描かれていませんが、ドラマでは(姉妹にとっての)母親のような存在ですので、とても重要な役割だなと思いました」と話した。
また、蒔岡家は大阪・船場に先祖代々続く名家という設定。劇中では船場言葉が飛び交う。「本当に難しくて、役どころじゃなくなってしまう瞬間が何度かあったり…」とずいぶん苦労した様子。
「鶴子の旦那さんを演じる甲本雅裕さんとはずいぶん昔に夫婦役をやらせていただきました。その時も関西弁だったのですが、あの時は結構うまくいっていたんです! でも船場言葉では…(笑)」という、撮影中のかわいらしいエピソードを明かした。
第3回(1月21日[日]放送)のあらすじ
妙子(中村ゆり)は潤一(柄本佑)との関係を啓三(福士誠治)に見とがめられ、啓三への気持ちが完全に冷めていった。一方、幸子(高岡早紀)の持ち込む縁談に消極的だった雪子(伊藤歩)は、今回の見合い後に思いがけない行動に出る。
その頃、本家の鶴子(中山)のもとには啓三の父母が訪れていた。
毎週日曜夜10:00-10:55
NHK BSプレミアムで放送
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