日本語吹替を担当した潘めぐみもビックリ!パワーパフ ガールズに新たなメンバーが登場
CS放送のアニメ専門チャンネル・カートゥーン ネットワークで放送中の「パワーパフ ガールズ」。スーパーパワーを持ったキュートな3人の女の子が活躍する人気アニメだ。3月に放送される日本初放送の最新エピソードに登場する、4人目のパワーパフ ガールズ・ブリスの声を演じる潘めぐみが抱負や新キャラクターについて語った。
「このアニメは小学生の頃に観ていて、すごく面白くてとても印象に残っています。まさか4人目がいるなんて思ってもみなくて。出演が決まったことよりも4人目の存在に驚いてしまいました(笑)」と一人のファンとして素直な感想を口にした。
「パワーパフ~」の魅力の一つがそのスピードとテンポの良さ。収録現場はあたかもアニメさながらだったとか。「実際にTVで観るよりも収録する方がテンポの速さをすごく感じました。テンポが遅れていないか心配をしていたら、共演者の方々が背中を押してくれる感じで『大丈夫だよ、がんばって』って応援してくれて、皆さんに支えていただきました。笑いも絶えないですし、ツッコミも絶えない。とても楽しい現場です」とチームワークもばっちり。
今回登場するブリスは3人よりも先に誕生したお姉さん。「ブリスは大きなパワーを持っていますが、普通の女の子です。姉妹のガールズたちをとても愛していて、生みの親の博士も大好き。家族をすごく大切にする思いやりにあふれた女の子です。特別なパワーが逆に悩みになっていて、それが今までのガールズたちとちょっと違うところかな」とブリスのキャラクターを分析。
そんなブリスの声を吹き替えるにあたって気をつけたことは「ブリスはお姉さんなのですが、意外に3人のガールズの方が大人な面もあり、(ブリスが)一番悩みを抱えているタイプで(笑)。声については原音を意識しました。原音に近い感じで、かつオリジナリティーを出そうと。余裕が出てきたら他の共演者の方たちのようにアドリブを入れることができたらいいなと思います」とコメント。
また、アフレコをする中で印象に残ったシーンがあると言う。「初めて4人でいっしょに眠るシーンがあって、『おやすみ、家族のみんな』というせりふを言うのですが、一番日常っぽいせりふだなって。それまで戦いという非日常的な部分にいたブリスが、家族というものに触れた時に発した『おやすみ』という言葉は、ありふれていますが、とても優しさにあふれて好きなせりふでした」と感慨深い様子。
「急に哲学が出てきたり、人類が抱える壮大な悩みが出てきたりするのも、このアニメの見どころです。大人が観ても共感できる部分があると思います。こういう上司がいるなとか、こういう失敗を自分もよくするなとか、いろいろなところで普段の生活に生かせることがつまっています。お仕事をしていて勇気づけられることもいっぱいあると思います。日常に寄せて観ていただいても面白いかもしれないですね」と大人も楽しめる鑑賞法を教えてくれた。
最後に「20年前に観ていた皆さま、カートゥーン大好き、パワーパフ ガールズ大好きという皆さまにも楽しんでいただけますし、もちろん新たな世代の方にも楽しんでいただける作品だと思います。すごくスピード感があってコミカルで楽しい部分を抱えつつも、それとは反対側のことも描かれているのも魅力です。ぜひご家族で、お友達同士で、大切な人といっしょに観ていただけたらと思います。応援よろしくお願いします」とファンへのメッセージも。
3月3日(土)朝10:00~11:15ほか
CS カートゥーン ネットワークで放送