「欠点だらけの刑事」小日向文世の欠点は『とにかく行動範囲が狭いこと!』
2月4日(日)朝10時より、テレビ朝日系の“日曜ワイド”枠で小日向文世が初主演の新作「欠点だらけの刑事」を放送する。
同作の主人公・百野冬美男(小日向)は、自分の決めたルールを破ることができない、不器用な男。凄腕の名刑事だが、変わり者であるがゆえ、これまで単独行動を認められてきた百野に、ある日突然、大ざっぱな性格の刑事・万城目千鶴(森口瑤子)とコンビを組むよう命じられる。全く性格の合わない凸凹コンビが、有名スイーツプロデューサーの周辺で起きた殺人事件の謎に挑む。
そんな“欠点だらけ”の百野を演じる小日向は「これまで2時間ドラマの刑事役はいろいろ演じてきましたが、これだけ人間と交わるのが苦手な男は初めてです。百野の個性が台本にしっかり描かれていたので役作りの苦労は少なかったですが、セリフが独特で、しかもセリフ量が多かったので大変でした。
ちょうど舞台の仕事が終わった直後の撮影だったので、心身共に疲労のピークの中、よく乗り切ったなと思います」と撮影を振り返った。
欠点を聞くと「とにかく行動範囲が狭いこと! 家族サービスが、すべてウチの中なんです。女性から見たら、僕は面白味のない男だと思うなぁ」と苦笑い。
記憶力抜群の百野は、作中で自身のトラウマとなった小学生時代の出来事を「一生涯、心に深く刻まれる傷となった…」と語るのがクセだが、小日向に過去のトラウマを聞くと「高校1年の夏、好きな女の子ができて告白しようか迷っているときに『アイツ、おまえのこと好きだよ』と友達が言ったんです。
それで自信を持って告白したら一発でフラれてしまい、ショックで学校を早退して帰ったんです。帰る途中、後ろを振り返ったら小さな犬が付いてきていて、家まで付いて来たんですよ。
なんだか、ものすごく心が通じ合っているような気がしました。あの犬との出会いはなんだったんだろう…と今でも忘れられません」と不思議な失恋エピソードを明かしてくれた。
最後に「今までいろいろな役をやらせていただいてきた僕が、演じたことのない新たなキャラクターに出会いました。百野という男を気に入っていただけるとうれしいです。ぜひ放送をお楽しみに!」とコメントを寄せた。
2月4日(日)朝10:00-11:50
テレビ朝日系で放送
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