【会見全文】堂本光一 単独主演1600回突破へ「階段はもう、足で降りるよりも落ちたほうが早いです(笑)」
――きょうは節分ですが、どんな鬼をはらって、どんな福を招き入れたい?
堂本 鬼か…。
中山 この囲みには、ふぉ~ゆ~がどっかに追い出された形にはなってますけどね。制作発表のときはおったのに。
堂本 きょうはちゃんとやろうって話になったんじゃ? 彼らがいると僕も安心しますけどね。帝国劇場はずっとやらせてもらっていて、すごく神聖な場所。諸先輩方が立ってきたすごく神聖な場所っていう認識でいるので、鬼は感じないです。
――じゃあ、福は?
堂本 福はいっぱいいると思います。SHOCKをやり始めたころは、時間がなくて、稽古も泊まり込みでやっていたことがあるんです。そういうときとか、座敷童がよく走っているよって聞きました。でね、僕が楽屋で寝ていたら、朝の9時くらいですかね、ガチャってドアが開いたんです。現在は犬を飼っているので服を着て寝ているんですけど、当時は裸で寝ていて…。掛け布団を抱くような感じで、お尻が全部出ている状態で寝ていたら、ドアが開いて、座敷童かなって思ったら、お掃除のおばちゃんがヒャーッて。僕も眠かったんで、何も反応しませんでしたけど。
――それ、SHOCKのシーンと似ていますね。
堂本 ある意味ではね、そうですね。
――福はここにあると。
堂本 福だらけですね。これだけ長くできていますし。これからも感謝を持って立たせていただきたいです。
――守られているような感じですか?
堂本 すごくあります。役者さんっていろんなタイプの方がいて、久野さんは終わったらすぐ帰るタイプですか?
久野 そうですね、逃げ足は速いです。
堂本 なるほど(笑)。俺、ダラダラしちゃうんです。
――何をしてるんですか?
堂本 あんなことやこんなことです。いやまあ、終わった後に気になったところを考えたりとか。でも居心地が良くて、すぐには帰れないんです。長い公演なので優馬もないでしょ、2カ月って?
中山 初めてです。
堂本 楽屋に座っていて、机に飲み物を置いてあるけど、この飲み物を取るのが面倒くさいなって思い始めるから。
中山 身体が疲れすぎて?
堂本 そう。ちょっとのことが動かない、身体。そういうのを感じるときがくると思います。で、そんな優馬を見ながら俺はイエイイェーイってやってるから。
――屋良くんから聞いてました?
中山 聞いてました。屋良くんもキツイって言ってましたし、その話を光一くんに言っても、ニヤニヤしているだけで。
堂本 このしんどさを知っている人が増えてくれるっていうのは、共有できるのがうれしい。
――優馬くんも公演終わりにゆっくり、座長に付き合って。
中山 そうですね、僕も結構早く帰るタイプなんで。
――光一くんの体重、現時点のを聞いてもいいですか?
堂本 博多から間もないので、たぶん56kgぐらい。あんまり復帰してないです。
――では意気込みを最後に。
堂本 2018年も、ここ帝国劇場でSHOCKをやらせていただきます。自分としても新しい気持ちで、新しい出演者の皆さんと共に、2カ月間このステージで生きて、皆さんに楽しんでもらえるような舞台をお届けできたらと思っておりますので、劇場に来られる方は、ぜひ楽しみにされてきてください。
主演:堂本光一
作・構成・演出:ジャニー喜多川
2月4日から3月31日まで東京帝国劇場にて公演