「隣の家族は青く見える」“わたさく”最終回の最後のラブラブ撮影に潜入!
3月22日(木)、ついに最終回を迎えたドラマ「隣の家族は青く見える」(フジテレビ系)。奈々(深田恭子)&大器(松山ケンイチ)の妊活カップルは、流産ののち、2人で生きていくという道を選択。いわゆる“お決まり”のハッピーエンドではなく、不妊治療の現実を重視し、夫婦の選択としての幸せを描ききった。また、亮司(平山浩行)&ちひろ(高橋メアリージュン)の事実婚カップルは、子供嫌いだったちひろが、亮司の亡き前妻の息子・亮太(和田庵)を心から愛するように。真一郎(野間口徹)と深雪(真飛聖)の虚栄心カップルは、離婚の危機に直面したものの、お互いに家庭の大切さをあらためて実感。2人の愛娘と共に、4人で暮らし続けることとなった。
朔(北村匠海)&渉(眞島秀和)の同性カップルは、朔が高卒認定試験に無事合格。2人はパートナーシップ制度を利用し、渉の母・ふみ(田島令子)が笑顔で見守るなか、永遠の愛を誓いあった。
今回は、とうとう迎えた最終話。“わたさく”カップルの2つのシーンに潜入しておりました♪ 撮影中の様子や裏話を、最後に余すことなく大放出!
まずは、劇中にてわたさくだけのラストシーンとなった、朔がエクセルを使って渉の仕事を手伝う場面。監督から「渉が(エクセルを使用中の)朔を指導するように」との指示が入ると、眞島が北村の操作する手に自分の手を添える、という演技を追加。それを見た監督から思わず「それいいですね!採用!」との声が。
また、仕事に集中する朔に、かまってほしい渉がいじけてしまう…というカットでは、監督から「渉からちょっかいをかけて、いじけてしまう流れにしましょう」とリクエストが上がる。すると“ちょっかい”というワードに反応した眞島は、「ちょっかいかぁ…どうしようか」と北村に相談。北村の「あーん、をしてみて…」との言葉に習い、眞島が食べ物を北村の口元へ運んでみると、北村が「(ここで)いらない、ってするとか?」と提案。眞島は「で、いじける(って流れにしよう)」と確認し、北村も「(その後に僕が)チュ、として」と流れに沿って動きを確認。眞島が驚いて目を見開く演技をすると、監督から「いいですね!」と2人の息の合った演技を絶賛する一幕があった。
また、この日の眞島は小道具にも興味津々。「コップ、何て書いてあるの?」と言いながら渉用のマグカップを手に取る眞島。スタッフから“エターナル・ラブ”(永遠の愛)だと教えられると、眞島は嬉しそうに大笑い! パートナーシップ制度で永遠の愛を誓った後のシーンだけに、細部まで表現されたスタッフのこだわりに感心していた。本番前のリハーサル中、眞島は小物の腕時計をスタッフに預ける一幕が。どうやら数百万円の価値がある時計だったようで、スタッフが冗談で「打ち上げの景品に使おう!」「その前に奪っちゃおうかな!」と言うと、眞島は「それやったら、怒声が飛ぶと思う(笑)」とツッコミ。渉が独立して大成功を収めている象徴だと分かるだけはでなく、眞島が約3カ月に渡る撮影の間に築いたスタッフとの関係も分かる瞬間だった。
北村はパソコンを扱う演技で、監督からタイピングについて「速さがあって、割とブラインドタッチだったので、手元を見てゆっくりめに」と北村の現代っ子ならではの指導が。また、手元をアップで撮影するにあたり、メーク担当が北村の爪を少し整えてあげると、助監督から「子供みたい(笑)」と笑い声が上がり、現場はさらに和やかムードとなった。