連ドラから参戦する遣都はすごく大事な役
――一緒に演じられる中での話し合いはされたんですか?
田中 一緒にお芝居をする前に一度ご飯に行ったんです。普段そういう場であんまり真面目な話はしないんですけど、ちょっとだけ。冒頭5分くらい。
林 あははは(笑)。
田中 いや実際は5分じゃないですけど(笑)、冒頭だけはちゃんと話して、あとはもう忘れて~、といった感じで。あれはでも、やっといて良かったよね。
林 はい、すごく良かったです。
田中 まぁ二人っきりはさすがに僕も照れるので友達も呼びましたけど(笑)。
――具体的にはどんなお話を?
田中 この作品でのテーマ決めというか。遣都は連ドラから参戦してくれている、しかもすごく大事な役なので、キャストはもちろんスタッフも含めて全員にこれだけは持っていてほしいなという僕の思いを彼にも伝えました。あと最終的には「遣都にかかってるから頼むよ」って(笑)。
林 一度単発ドラマでやっている作品ということもあって、皆さんのチームワークがすごく良くて。そこに飛び込んでいくってことにはやっぱり不安もあったんです。そんな時に圭くんが「監督やプロデューサーさんはちゃんと見てくださる人たちで、どんどん提案をしたり話をしたりした方がいい」「思ったことは言っていっていいよ」という感じのお話などをしてくださって。それが本当にすごくありがたかったです。あと「牧にかかってる」っていうのを3回くらい言われたので(笑)、その言葉もしっかりと受け止めつつ伸び伸びとやろうかなっていう思いになりました。