二宮和也みたいな“天才医師”って本当にいるの!?お医者さんに聞いてみた!<ドラマのお仕事実態調査>
医療ドラマといえば数々のヒット作を生み出してきたジャンルだが、今クールは“お仕事現場”が気になる2作品が登場。看護学生の成長を描く「いつまでも白い羽根」(毎週土曜夜11:40-0:35 、フジテレビ系)と、孤高の天才外科医の活躍を描く「ブラックペアン」(毎週日曜夜9:00-9:54、TBS系)だ。
専門性の高い“お仕事ドラマ”でありながら、人間の生死にかかわるテーマを扱う“人間ドラマ”の深みも持つのが医療ドラマの魅力だが、リアルな現場の実態は?“天才医師”ってどんな医師?医師と、看護専門学校教務部長に“ホントのところ”を聞いた。
看護は強い意志で入学する生徒が多数派
看護学生の木崎瑠美(新川優愛)が、同級生や患者との交流から成長していく姿を描くヒューマンドラマ「いつまでも白い羽根」(毎週土曜夜11:40-0:35、フジテレビ系)。
瑠美は、大学受験に失敗し仕方なく滑り止めの看護学校に入学。看護学校へ通うことに前向きになれない日々を送っていたが、同級生らと出会い、その気持ちに変化が現れる。
そんなストーリーを踏まえ、看護学校で教壇に立つ土浦協同病院附属看護専門学校・教務部長の大川和子氏にお話を伺うと、「一学年に数名程度は(瑠美と)同じ境遇で入学する生徒がいる」という。
手術立ち合いで倒れる学生は1割程度
作中では手術の見学中、衝撃的な光景に倒れてしまう生徒も。これまでのドラマでもたびたび描かれてきたこのシーン、“看護学生あるある”かと思いきや、大川氏によると「倒れてしまうことを予測して初めから立ち見での見学はさせていませんし、手術室で倒れることはほとんどありません」とのこと。手術立ち合いで倒れる学生は1割程度だという。
看護学生の自主練習はモデル人形を使用!
山田千夏(伊藤沙莉)から処置実習の自主練習に付き合ってほしいと頼まれる瑠美。現実でも、生徒同士で実習の練習をするのだろうか?
「放課後よく見掛けますね。危険を伴う採血やかん腸は、モデル人形を使って行います」(大川氏)。学生たちは日々切磋琢磨しながら、スキルだけでなく未来の看護師としての意識を高めていくのだ。
4月28日(土)放送の4話で瑠美は、がん患者の千田(笹野高史)から一通の手紙を託される。手紙に込められた千田の思いのあまりの切実さに瑠美は動揺しつつ手紙を受け取るが、そんなある朝、千田の容体が急変する。
毎週土曜夜11:40-0:35
フジテレビ系
「ブラックペアン」
毎週日曜夜9:00-9:54※4/29(日)第2話は夜9:00-10:19
TBS系
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