赤西仁、初のバンドツアーが終演!力強く、時に優しい歌声でファンを魅了
赤西仁の約3年半ぶりとなる東名阪ライブハウスツアー「JIN AKANISHI "JINDEPENDENCE" TOUR 2018」が、5月24日(木)にZepp Tokyoにてファイナルを迎えた。
熱気に包まれた会場は、1曲目の「We The Party」からノリノリ。ファンのClap handsと共に、赤西が伸びた髪を振り乱しながら小気味いいリズムを刻んでいく。特筆すべきは絶妙なライティングと巧妙な見せ方。そこにクールなダンスを散りばめ、会場のボルテージを一気に上げていく。「Eat Ya Heart Out」では、真っ赤なライティングで踊ったかと思えば、次の瞬間にはレーザーを全身に浴びながら力強く、時に優しい歌声でファンを魅了。さらに、彼が20歳のころに応援ソングとして制作した「care」や、「ムラサキ」などなつかしい曲も披露。イントロが流れた瞬間にファンから黄色い歓声が飛び、歌い始めるとしっとりしたメロディーとその歌声に聞き入る姿が印象的だった。
アップテンポな「Lucky」が終わると、赤西が苦手(?)と自嘲するMCがスタート。「あー、しんどい!今の曲キライ(笑)」とのっけから彼らしいブラックジョークで笑わせつつ、「バンドでライブやるの初めてでドキドキしてた」と素直な心境を吐露。また「情報解禁!8月にリアレンジ・アルバムをリリースします」とファンにうれしいお知らせも。「この後、新曲2曲やるけど、1曲をアルバムに入れる予定。どっちが良かったか後で聞くから」と語り、その後に披露された「Candy Flavor Girl(仮)」「Felling(仮)」のどちらが好きか、ファンが投票する試みを実施。ファンにもアルバム制作に加わってもらおうという、赤西の粋な計らいが感じられた。
MC中には8月のリアレンジ・アルバムとは別に、2019年にリリースする予定の曲を現在、制作中であることも明かされた。
これまで、「世界で最もハンサムな顔100人」に5年連続でランクインしたり、山田孝之とコラボしてCDをリリースしたりと、活躍の場を自身で切り開いてきた赤西の今後の活動に目が離せない。
文=hacci