最後までどんでん返し続きの「コンフィデンスマンJP」に視聴者から「すっきりした!」の声【視聴熱TOP3】
webサイト「ザテレビジョン」では、6月11日の「視聴熱(※)」ドラマ デイリーランキングを発表した。
1位「コンフィデンスマンJP」(フジテレビ系)22386pt
6月11日に最終回の第10話「コンフィデンスマン編」を放送。ボクちゃん(東出昌大)が詐欺師稼業をやめて1年後、引っ越し業の仕事で出会った鉢巻(佐藤隆太)に結婚詐欺にあったと相談される。ボクちゃんは、それがダー子(長澤まさみ)、リチャード(小日向文世)だと確信する。
実は中国マフィアの鉢巻が復讐のために3人に近づいたというストーリーで、ダー子らのスイートルームでの密室劇が展開。ダー子らの過去が明らかに…と思われたが、すべて鉢巻をだますための作り話だった。視聴者も「うそではないか」との予想はしていたものの、ボクちゃんの詐欺師を辞める宣言の回数や、ダー子らの部屋にいるバトラーの正体などから、本話が第1話より前であることが判明。後半にテンポよく明かされていくどんでん返しに、「だまされた」「すっきりした!」などの感想が寄せられた。発表済みの映画化に期待の声も上がっている。
2位「おっさんずラブ」(テレビ朝日系)20153pt
6月2日の最終回・第7話の放送から1週間となる9日は、脚本を担当した徳尾浩司も参加した架空の“第8話”を実況するツイートが投稿された。これは2018年1月期に大ヒットとなった「アンナチュラル」(TBS系)に続く現象。
また、「テレ朝キャッチアップ」での見逃し配信の再生回数が、テレビ朝日史上初となる121万回を突破した他、AbemaTVで6月3日に全話一挙配信した際には視聴数123万を記録。さらに、最終回放送直後に予約受付がスタートしたDVD&Blu-rayがテレビ朝日のドラマ史上最高の予約数となるなど、次々と記録を打ち立て、放送終了後もファンが応援を続ける異例の盛り上がりとなっている。
3位「半分、青い。」(毎週月~土曜朝8:00-8:15、NHK総合)8535pt
6月11日に第61話を放送。律(佐藤健)に呼び出された鈴愛(永野芽郁)は、清(古畑星夏)とのケンカについて問われる。律は「鈴愛を信じるよ」と言うものの、「もう今までみたいにはいかない」と別れを告げる。
15分の放送時間が、子供時代の回想シーンを含む鈴愛と律の登場のみで描かれた。幼なじみの切ない別れが視聴者の涙を誘い、SNSでは2人の関係性をあらためて考える投稿も。「僕たちは記憶のお手玉をする」という律のナレーションベースのせりふにも反響があった。また、この回については、脚本家の北川悦吏子が自身のTwitterで「神回の中の一回です」とつづっていた。
webサイト「ザテレビジョン」の「視聴熱」ページでは、4~10位のランキングやバラエティーランキング、またウィークリーランキングも発表している。
※SNSや独自調査を集計、今熱い番組・人物・コトバからテレビの流行に迫る新指標