映画「虹色デイズ」注目若手俳優の4人の中で、一番野性的なのは?
ちょっとおバカでお騒がせな男子高校生4人が繰り広げる青春映画「虹色デイズ」。佐野玲於、中川大志、高杉真宙、横浜流星という今をときめく旬の若手俳優が、リアルな若者たちの“輝き”をスクリーンで見せてくれる。
佐野玲於「この映画は、今まさに青春を送っている人はすごく共感するだろうし、大人が見ても“こういうころに戻りたいな”って思うシーンがいっぱい」
横浜流星「4人の友情を軸に、それぞれの恋や将来の悩みが描かれていって…。僕も台本を読みながら自分の青春を思い出しちゃいました。懐かしいなって」
高杉真宙「僕は懐かしいというより、ほぼ全部がうらやましかったかな(笑)。甘酸っぱい恋愛要素はもちろん、放課後にみんなで話している駄菓子屋とか、こういう時間を過ごしてみたかったなって」
中川大志「僕は縁日のシーンに憧れた。男子グループと女子グループが別々に行ってて、『あー!』って遭遇して一緒に回るみたいな。今回で疑似体験できましたけどね」
そんな“ザ・青春”がギュッと詰まった今作は、男子高校生ならではのリアルな空気感を大切に撮影が進められたという。
中川「この年の男子4人が集まればこうなります…みたいな。この世代ならではのワチャワチャした空気感や会話のやりとりは大きな見どころだと思います」
佐野「歩道橋でしゃべってる何でもないシーンなんかも監督は大事に切り取っていて、僕はそういうところこそ注目してほしい。男性は“分かるわー”ってなるだろうし、女性は“男って普段こういう会話してるんだ”って思うかも」
中川「でも、そういう何でもないシーンこそ一番難しかった」
横浜「確かに。クランクイン前に何度もリハーサルをやって、そこで4人の関係性や空気感をつくれたのは大きかったですけどね」
高杉「この4人は基本みんな自由でマイペース。だからこそ歩幅が合ってたのもあると思うな」
劇中ではいつも一緒で仲良しの4人だが、時には体当たりの大ゲンカも。そのシーンはかなり印象に残っていると話す。
中川「流星が空手の世界大会1位で、むちゃくちゃ強いんですよ。胸ぐらをつかみ合うシーンがあったんですけど、500%勝てないわけで…」
横浜「いやいやいや(笑)」
高杉「お互い、服のボタン取れてたもんね」
中川「手加減なしでやってたから」
高杉「あと、そんな2人を止める玲於くんの力もかなりすごかった」
横浜「何なら玲於くんが一番強かったかも? だってガチな2人を止めてるんだから」
中川「うん。やっぱ鍛えてるなーって。僕と流星が教室で玲於くんを羽交い締めにするところもまぁ強かったよ。体幹がすごい!」
佐野「俺もだいぶ必死だったよ」
横浜「あそこはみんな妙にムキになってましたよね」
中川「なってた、なってた(笑)」
高杉「で、そういう乱闘にはいつも入らず、遠くから眺めてるのが僕演じるつよぽん(笑)」
横浜「優等生のキャラ的にね」
中川「でも1回あったよね? つよぽんが窓の方に…」
高杉「うん、ぶつかってはじき飛ばされた!」
佐野「あれは完全に巻き込まれ事故だったわー」
高杉「ちょっと痛かったけど、たまには楽しかったよ(笑)」
7月6日(金)公開
出演:佐野玲於(GENERATIONS from EXILE TRIBE) 中川大志 高杉真宙 横浜流星ほか
監督:飯塚健
原作:水野美波「虹色デイズ」(集英社マーガレットコミックス刊)
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