堀井新太『たまにため口が飛び出してしまい、怒られる…』トークショーで「西郷どん」秘話を明かす
7月1日に鹿児島・喜界町の「喜界町役場コミュニティホール」にて、「明治維新150周年記念トークイベント 堀井新太と語る村田新八~“西郷の右腕”と呼ばれた男~」が開催された。
同イベントでは、大河ドラマ「西郷どん」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)に登場している、村田新八の歴史をひも解いていった。
最初に行われたのは、「NPO法人かごしま探検の会」の代表で「西郷どん」史料取材協力の東川隆太郎氏による基調講演。新八が喜界島に流される経緯など、番組ではあまり描かれることのない事実が語られた。その後、新八を演じている堀井新太が客席側から登場すると、観客も大盛り上がり。
堀井は、キャスティングされたときの感想を「お母さんが喜んでくれてとてもうれしかった反面、重責を感じて怖かった」と本音をぽつり。
共演者との撮影現場での関係については、「末っ子的な存在なので、先輩方になるべくため口で話さないようにしているんですけど、たまに飛び出してしまって怒られるんです」という微笑ましいエピソードを明かした。
また今回、喜界島を初めて訪れた感想を聞かれ「スタッフさんに頼んで釣りに行かせてもらって、とてもきれいな海を見て感動しました。カワハギを釣ることができてうれしかったです」と話す。昼食もとてもおいしかったそうで「将来住んでみたくなるぐらい魅力的な場所!」とキラキラした目で語った。
さらにこの日、堀井は実際に新八が島流しをされた当時暮らしていた喜島家の屋敷跡を訪問。新八が使っていた井戸の跡で、そこに生えている巨木に触った瞬間に身体中に電気が走るというスピリチュアルな体験をしたそう。
イベント後には、「暖かい気候、そして穏やかな時間が流れていて、本当に居心地が良かったです。今日会った島の人たちがみんな温かくて、村田新八という人を心から愛しているのを感じ、このパワーを胸に僕も芝居をもっと頑張りたいなと改めて思いました」と振り返った。