<半分、青い。>「素敵な歌をありがとう」鈴愛に贈られた曲に「泣いた」の声集まる
そんな中、仙吉が歌い始めたのは、第24回でも歌った「あの素晴らしい愛をもう一度」。漫画家として大きな挫折を経験した鈴愛に、仙吉は9年前と同じ曲を贈ったのだ。そしてこの曲は、鈴愛が生まれた1971年にレコードで発表された曲でもある。
生まれたばかりの鈴愛も、農協への就職を控えた18歳の鈴愛も、「私、まーあかんかもしれん」と弱さを見せる27歳の鈴愛も、仙吉にとって何も違いはない。人生のスタート地点に立つ、まっさらな鈴愛なのだ――。
そんなメッセージのにじむ選曲に、SNSでは「感動した。素敵な回だった」「仙吉じいちゃんの歌に心が洗われた…人間は強い」「素敵な歌をありがとう」や、「選曲に泣いた」「今日も泣いてしまった」「ボロ泣きした…」など感動の声が上がる一方で、数日ぶりに笑顔も見せた鈴愛に「弱音を吐けるおじいちゃんがいるすずめ、幸せ」「ここしばらくの苦しい展開は、これで一区切りかな、そうであってほしい」といった声も。
この日の「あさイチ」(NHK総合)でも、MCの博多華丸は冒頭から「選曲!仙吉さんの選曲」と感無量。大吉が「沁みましたか」と問いかけると「『心と心が通わない』って律(佐藤健)とのことかも知れんし。いや、痛い」と仙吉の歌に心揺さぶられた様子。「決めたんですよ、サバンナの高橋くんと。土曜日の次週の予告は見ないって!」と宣言。改めて、新鮮な思いで「半分、青い。」に向き合っていく決意を新たにしていた。