――演技・アクション・アフレコと、やることが多い特撮。元木さんはアクションは得意中の得意だと思いますが、この中で「楽しい!」や「大変!」と感じているものは何ですか?
今はナンバーワンでアフレコが大変です。初めて声をあてた時は、本当に「できない!」って思いましたし(笑)、何かをここまでできない感覚は久しぶりでした。戦っている時の「フッ!」「ハッ!」といった声や、攻撃を受けた時の声などがすごく難しくて。自分の中で全然しっくりこなくて、こんなに難しいのかと感じました。周りの様子も見ながら、日々勉強しています。
――この番組のオープニングでは、「快盗と警察、君はどちらを応援する?」といった口上があるのですが、元木さん個人としてはルパンレンジャーとパトレンジャーのどちらがお好きですか?
難しい!(笑) ノエルであることは抜きで僕個人としてですよね? うーん…難しいところですが、あえて選ぶならルパンレンジャーですかね。
――その理由は?
よく屋上や高い所にいるから!(笑) 僕も高い所が好きで、小さい頃から高い所に行ったり木に登ったりしていました。ルパンレンジャーが屋上のへりや高い所から登場するのを見ると、やっぱりワクワクしてしまいます。そこでマントがなびいたりして、かっこいいですよね。なんだか子供のような理由ですが(笑)。
ルパンレンジャーはアクションにパルクールなどを取り入れている点も好きですね。ただもちろん、パトレンジャーも好きですよ!
――なるほど(笑)。では最後に、劇場版に限らず今後「自分のここを見てほしい!」というポイントや、意気込みなどをお願いします。
高尾ノエルという役は、銀と金のヒーロー、ルパンエックス・パトレンエックスになれる、二人の戦士に変身できるキャラです。特別感がありますし、見た目も単純にかっこいいので、パッと見てのかっこよさをぜひ感じてもらいたいです。
内面的なことで言えば、ノエルはすごく面白いキャラだと演じていて思います。背負っているものも大きいですし、考えていることもすごく多いので、演じていてやりがいを感じますね。ルパンレンジャー・パトレンジャーに見せている顔もそれぞれ違いますし、ルパン家執事のコグレ(温水洋一)さんに見せる顔もまた違います。そういった、雰囲気の違いなども感じてほしいなと思います。
もし、先ほどの「快盗と警察、君はどちらを応援する?」で悩んでいる子がいたら、ノエルを好きになってもらえればいいと思います(笑)。ルパンレンジャーとパトレンジャーのどちらにもなれるので、とりあえずノエルを好きになってもらえたらうれしいですね(笑)。
「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー en film」
8月4日(土)公開
劇場版「ビルド・ルパパト」製作委員会 (C)石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映 (C)2018 テレビ朝日・東映AG・東映
【HP】http://www.build-lupin-vs-pato.jp/
【本予告映像】
◆「劇場版 仮面ライダービルド Be The One」「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー en film」特集◆