atsuko「angelaらしくないと思われても、『これはangelaだったんだ!?』『作品に合った曲を書くね』って言われたら嬉しい」
――atsukoさんは隣でお聞きになって全般的に同じ思いですか。
atsuko:まあ、大体そうですね。私たち、曲を今まで提供されたことがないんですよ。今の若いアニソン歌手の方で、作品を読んで、作曲して、作詞して、レコーディングもミュージシャンを手配してと、そこまでやってる方はほとんどいらっしゃらないと思うんですが、私たちはそれをやっていて。だからこそ、自分の書く物、書く曲、歌詞、全てに責任を持てるんですよね。「歌詞書いたのは、私じゃないから」っていう事は言えないし、逃げ場がないんですよ。
自分の名前で出るから変なものは出せないし、逃げ場もないし、だからこそ怖い。でも、認められたらすごく嬉しいんですよね。だから変な事はできないです。かと言って、もちろん音楽をやる人間としては、「格好良い物を作りたい」とか「angelaを知ってもらいたい」とか、そういう欲みたいなものはゼロじゃないんですよ。
ただ、アニソンに関してはそこを前面に押し出してもしょうがないし、「私たちの楽曲、アニメのこと考えてないけど格好いいでしょ? 聞いて!」みたいなことはしたくなくて。でも、曲によって結構違って、angelaらしい曲というと、マイナー調の激しい楽曲っていう風に思われることも多いんですが、ギャグアニメの主題歌なら、おもしろおかしい感じの曲も書きますし、一般的にangelaらしくないと思われるものを書いたとしても、それが作品に合っていて、「これはangelaだったんだ!?」「作品に合った曲を書くね」って言われたら嬉しいですね。
別に声を変えてもいいし、機械っぽいエフェクトをかけた主題歌があってもいいし、萌え声があってもいいし。「angela、何してるんだよ?」って言われるかもしれないんですが、「作品に合わせたアニメソングを書いたらこうなったんです!」「これがangelaの出すアニメソングです」って自信を持って言えるものなんだなと思います。そこに怖さとかはないし、「君たちは何をしたいんだ?」と言われても、何とも思わないです。
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【angela SPコメント】
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