現役最高齢テレビディレクター89歳人生最後の仕事
BS12 トゥエルビでは8月4日(土)夜7時より、BS12スペシャル「核の記憶 89歳ジャーナリスト 最後の問い」を放送する。
日本で現役最高齢のテレビディレクターといわれる鈴木昭典、89歳(1929年/昭和4年生まれ)。1950年代に大阪テレビ放送(朝日放送と合併)に入社。インドネシア残留日本兵を追った「ジャピンド」(1964年)、その後をたどった「ジャピンドII」(1982年)、「TOKIOの夏ー循環器病センターの報告ー」(1980年)の他、数々の昭和史を検証する番組を手掛けた。
退職後の1988年には制作会社「ドキュメンタリー工房」を大阪市に設立。その代表作に、連合国軍総司令部GHQ関係者を取材し憲法の制定過程を追った「日本国憲法を生んだ密室の九日間」(1993年)がある。
ドキュメンタリーを60年以上作り続けてきた鈴木が、人生最後の仕事として取り組んできた今作「核の記憶」。
番組のきっかけは、日本から遠く離れたニュージーランドで「ヒロシマ・デー」という催しが70年以上続いていると耳にしたことだった。
現地に向かった鈴木は、ニュージーランドも多くの被ばく者を抱えている事実を知る。ニュージーランド、タヒチ、広島、長崎と取材を続ける中で目にしたのは、核実験が残した失われざる記憶だった。
2018年8月4日(土)夜7:00-8:10
BS12 トゥエルビにて放送
ナレーター:檀ふみ
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