「山下(智久)くんは本当にそっと寄り添ってくれる」有岡大貴が感じた“先輩”と“後輩”
最初のころに比べると緊張もなくなりました
――ドラマで回が進むごとに、内面の変化を演じる難しさは感じたりしましたか?
名取はもともと患者さんの死への意識が低い状態から始まって、そこから患者さんに寄り添いたいって気持ちが強くなって”君の死が他の6人の為になるありがとう”って言うような描写になっていくので、そこも脚本というか名取という役で。緋山先生が近いところにいてくれて、すごく影響を受けてるからね。名取のセリフの中でも、すごく成長を感じるものもありましたからね。最終回かな。ほんとは、強がってるだけですから、名取先生は。素直じゃないんです。
――ドラマ版に入られる時は新しいキャラクターでしたけど、劇場版では“ホームに戻ってきた感”はありましたか? ドラマ版と劇場版の違いみたいなものもありましたか?
ドラマに入るときと、劇場版に入るときでは安心感が違ったかな。最初のころに比べると緊張もなくなりましたしね。最初は、怖かったですからね、何もかもが。医療リハもすごく緊張したし、怖かった。でも、段々と分かるようになってきたので、その安心感というか。
――今回の劇場版とかも含めて、「コード・ブルー」という作品で何か印象に残っている出来事などありますか?
スペシャルで子役の子がすっごい怖がりな子で、寝てなきゃいけないシーンなのに注射のラインとるのですっごい怖がっちゃってそんな子がいたんですけど、めっちゃ可愛い子で。お母さんに叱られてて(笑)。それがかわいかったですね(笑)。映画とは関係ないところですけど、きっと4人共印象に残ってると思うなぁ。