新木優子 劇場版を鑑賞で号泣!「もう、バスタオルが必須って感じでした」
大ヒット公開中の「劇場版コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-」のリレーインタビュー連載。第8回目は、ドラマの3rdシーズンから新加入したフライトドクター候補生(フェロー)の横峯あかりを演じた新木優子にインタビュー!
幼いころに見た医療ドラマに憧れて医師を目指したという横峯は、実際の現場の厳しさに打ちのめされることも多々。だが、積極的で明るく素直な性格で、一つ一つ困難を乗り越えてきた。スピンオフドラマでは、横峯がいつも明るい色の服を着ている理由も明かされ、横峯の優しさも描かれていた。
――劇場版の見たときのお気持ちをうかがわせてください。1stシーズンから3rdシーズンの振り返り的なシーンも、ファンにはうれしいですね。
劇場版ならではのダイナミックさを感じましたね。現場でのヘリの音とか、自分たちが撮影で感じたことがある音だなってテレビでは味わえないところでした。(振り返りは)すごく感慨深いものがありました。先輩方の大人の魅力も増してて歴史を感じましたし、でも変わってない部分も多くて、テレビシリーズからのファンとしても、あたらめて感動しました。
――そうですよね。新木さんと馬場さんは、今作を見て、タオルが必要なぐらい泣かれたと聞いていますが。
はい! もうバスタオルが必須って感じでした。どの世代の方も感情移入するポイントがあって、親子関係だったり結婚のことだったりとか、自分が生きていく上で起こりうる可能性のあるシチュエーションがリアルに描かれていて、心の傷が深かったりとか、事故のスケールの大きさと比例するように感情も動くシーンがたくさんあったので、バスタオル欲しい。ほんとに、タオルとティッシュも必要って感じでした。
――3rdシーズンから加入されましたが、ドラマで回が進むごとに、また、今回の劇場版で、内面の変化を演じる難しさは感じたりしましたか?
これまで、身近な誰かの死に25年間生きてきて直面したことがなくて。仕方がないというか、寿命だったりとか受け止めきれないけどいつかはこうなるって思える死と、そうでない事故や病気での死とドラマでは向き合っていたので、そこの気持ちの違いはすごく強かったですね。もし自分だったらって考えた時に、医者として淡々と対応しなくてはいけない部分を横峯だったらどうするかな? っていろいろ考えたりしたんですけど、演技の部分では、行動というよりかは脚本に描かれていることを丁寧にやっていくしかないなって思って、脚本に助けていただいてましたね。