“マーベルファン”中川大志、アントマンと感激のハグ 共演に興奮「まさか」
マーベル・スタジオの最新映画「アントマン&ワスプ」東西横断スペシャル・ファンミーティングが21日、都内の劇場で行われ、アントマン役のポール・ラッド、ワスプ役のエヴァンジェリン・リリー、メガホンをとったペイトン・リード監督、そして日本人ゲストのお笑い芸人の宮川大輔、俳優の中川大志が出席した。
マーベル作品が大好きで、中でもアントマンが一番のお気に入りという中川は、この日ファン代表として舞台に招かれた。アントマン役のポール・ラッドらと同じステージに立ち「大好き大好きと言っていたらまさかこんなことに。普段は自分がキャーキャー言われるほうなんですけど、今日はお客さんと同じ。大興奮です!」と目を輝かせていた。
マーベルファンとなるきっかけは小学生のころに見た「アイアンマン」。「劇場公開のたびに見て、家にはDVDがある」といい、アントマンの魅力については「コミカルで笑えるシーンもあるし、家族の心温まるストーリーもある。主人公に誰もが感情移入する。冴えない主人公というのが好き。応援したくなる」と熱弁すると、ポールが中川に近づいて感謝のハグ。中川は満面の笑みを浮かべた。
ステージでは中川からキャスト陣に向けた質問コーナーが設けられ、中川は「役者としていつか僕もヒーローを演じたいという夢がある。ヒーローを演じるうえで大切なことを教えて」と尋ねた。リリーは「私は人間味を常に意識したわ。超人的な瞬間であっても、彼女の弱さ、脆さ、不安を意識して、弱いときこそ彼女がより強くなることを感じていたの」と回答。ポールは「自分なりのヒーローを演じるのもわかるけど、原作をリスペクトして大切に演じるのが重要だ」と実写化での心構えを明かした。
23日には大阪で舞台あいさつを実施する。関西でウケる言葉を教えてと言われた宮川は「こういう動きをするといいいですよ」と、坂田利夫の独特の動きを伝授した。すると、さっそくリリーがガニ股でまねしてみせ、ポールとペイトン監督もそれに続く。宮川は「師匠、喜びますわ~」と感激だった。
同映画は2015年に公開された「アントマン」の第2弾。身長1.5センチの最小にして最強のヒーローの活躍を描く。8月31日に全国公開。
2018年8月31日(金)公開
出演:ポール・ラッド、エヴァンジェリン・リリー、マイケル・ペーニャほか
監督:ペイトン・リード