TEAM NACS・音尾琢真「ケンカツ」出演、アルコール依存症と戦う受給者を熱演!
音尾「人と人の心のぶつかり合いを描いたヒューマンドラマが見どころ」
アルコール依存症を抱える役を演じた音尾は、「依存症は自覚できるだろうと思っていたので、自覚できないことを頭で理解して芝居に落とし込む難しさはありました。監督とも話し合い、撮影の中ではあまり考え過ぎずにやっていきました」と振り返り、
「相手を信じて、裏切られてもまた信じる。人と人との心のぶつかり合いを描いたヒューマンドラマが見どころです。赤嶺の抱えている問題は長期に渡るもので、家族の問題から出てきているのに、そういったものをひっくるめて向き合おうとしてくれる、えみるの真っすぐさ。そして、頑張っても頑張ってもうまくいかなかったりするのに、立ち向かっていくその強さ。そこをしっかり見てもらえれば」と語る。
また、内場は自身の役について「石橋はいないようでいる、いるようでいない。そういう貴重なようで、どうでもいいような存在。でも、若い頃は僕(石橋)も半田さんみたいなことをしていたんよ(笑)」とコメント。
さらに、吉本新喜劇の座長としても活躍する内場は、「自分の経験を押し付けがましくなく言いたいな、と思います。アドバイスがアドバイスに聞こえない、何気なく心にしみたらいいなと。
新喜劇でも、後輩に『どうしたらいいですか?』と聞かれます。そういうとき僕は、『君の考えたギャグを僕が言ってもウケないし、僕のギャグを君が言ってもウケない。キャラクターだからね』と言うんです。『僕だったらこう考えるけど、君やったらどう考える?』というヒントだけ言う、教えるとかではなくて」と、アドバイスの極意について話した。