石原さとみが演じる主人公・ももはもう心がボロボロ…
――9話終了時点では、心がボロボロのももが心配です。どうなってしまうのでしょうか?
これまでももは月島流の芸術論を背負い苦しんできました。「華道」という自分の芸術や将来像を成し遂げるために、「直人」という恋愛要素を切り離さなければいけないと思い込んでいて心が追い詰められています。そんなももは9話で、市松も実は同じ苦しみを背負っていたことを知り、もう一度自分なりに華道の意味を考えることになります。
最終回では、そんな中で、華道に向かう気持ちをどう再構築できるか、直人がどういう心の動きをももに与えるのかが肝になってくるでしょう。
「さらにその先がある」男・市松の本音はどこに?
――強いて言えば、キーパーソンは誰になりますか?
ももと直人を除けば、やっぱり市松ですかね。これまでも、「こういうことか」「そうだったのか」と市松の人格が読み取れるシーンはありましたが、“さらにその先”があるのが市松です。ですから、彼が一体何を望んでいて、どうしてこういう行動をとってきたのかというのは、物語のカギになりますね。
そもそも、市松という人がいなければ、このドラマは始まっていないですから。そういう意味では、小日向さんも気合が入っていますよ。役者さんはみんな気合入っていますが。皆さん自分の役のラストをそれぞれに楽しみにしていると思います。
毎週水曜夜10:00-11:00
日本テレビ系で放送
脚本=野島伸司
チーフプロデューサー=西憲彦
プロデューサー=松原浩、鈴木亜希乃、渡邉浩仁
演出=大塚恭司、狩山俊輔、岩﨑マリエ
主題歌=エルビス・プレスリー「ラヴ・ミー・テンダー」(ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル)
出演=石原さとみ、峯田和伸、芳根京子、千葉雄大、三浦貴大、笛木優子、袴田吉彦、吉田ウーロン太、高橋ひかる、城後光義、舘秀々輝、田畑志真、西原亜希、正司照枝、正司花江、香里奈、升毅、十朱幸代、戸田菜穂、小日向文世
【HP】https://www.ntv.co.jp/takanenohana/
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