山崎賢人主演「グッド・ドクター」に早くも続編期待の声!最後のオペは前例のない超難手術
「小児外科医に光を」という使命感

ドラマの舞台となったのは、日本の医師全体の0.3%しかいないという“小児外科”だ。医療ドラマでもなかなか取り上げられることのない領域だが、スタッフ・キャストは「小児医療の最前線で戦う小児外科医にスポットを当てたい」という使命感を胸に、一丸となって作品を作り上げてきた。
“子ども”という存在は、誰かに支えられ、見守られ、愛されなければ生きていくことはできない。「グッド・ドクター」は、患者である子どもたちの物語であると同時に、その“誰か”の物語でもある。
ドラマでは、我が子を失った親の“その後”の物語、闘病するきょうだいのため多くの犠牲を払わなければならない“きょうだい児”など、通常の医療ドラマの枠からはみ出した問題にも真正面から取り組んだ。小児医療の現場ならではの痛みと苦しみ、そして愛情を一つひとつ丁寧に描いた本作に、視聴者からは「毎回泣ける」「考えさせられた」「優しい気持ちになれた」といった声が多く上がっている。
実在の小児外科とコラボ動画制作も
そんな本作は、実際の小児医療の現場にも影響を与えている。
ドラマをきっかけに、広島大学病院とテレビ新広島(フジテレビ系列局)がコラボ動画を制作した。この動画は、入院中の子どもたちやその保護者、看護師、医師らが「グッド・ドクター、見てね!」と元気にタイトルコールするものだ。
入院中の子どもたちにとって、得難い経験となったこのコラボ。同病院の小児外科医・栗原將先生は「小児外科がドラマのテーマとして扱われたことで、入院している子どもたちも、外の世界とつながっているような感覚を持つことができたのではと思います。このドラマを見て、小児外科医を志す人が増えてほしいですね」と期待を寄せる。
先ごろクランクアップした山崎も、「見ている方に、これほどメッセージを伝えられる作品に出させていただいて、俳優という仕事をやっていて本当によかったな、と思います」と振り返った。
エンターテインメントとしてはもちろん、社会的意義もしっかりと果たした「グッド・ドクター」。第9話(9月6日放送)まで9回中、2ケタ視聴率を8回記録するなど、注目度も群を抜いている。
毎週木曜夜10:00-10:54
フジテレビ系で放送





























